ケララ・ライフ Kerala Life
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ケララ・ライフ
このページでは、まだ日本の皆様には知られていない南インドケララ州を知っていただくため、当社社長、真美・デービスのケララ奮闘期や、Cochin市内の企業で働く方々、当社ツアーをご利用されたお客様の滞在記をご紹介しています。
*ページ左側には、今までのブログを投稿者別にまとめて表示しています。
郷愁の町インド・ケララを旅して・・・・
インド食製品が怖い!!
今朝、娘が飲みつけのパックミルク(殺菌処理がしてあって、60日間有効なミルク)が腐っていた。
こういう製品は、ボイルできないので箱が膨らんでいないことなどを目安に安全性を確かめて、娘に飲ませる。私がいつも買うのはインドでも指折りのメーカーので、製造年月日も、できるだけ新しいのを求め、状態も吟味し、インドは、それでも信用できないのでで、娘に飲ませる前に、必ず私が味見をしてからしか飲ませないのに、今日に限って大寝坊してしまったので、味見を飛ばして、チョコレート味のプロンテインパウダーを追加して、いつものように学校に行く前に娘が飲むようにテーブルにおいていた。 が、それを飲んだ娘が反射的に吐き出した"ママ!味がおかしい!酸っぱい!"あわてて私も味見してみると腐った味がした!箱は膨れてもいない。汚れても穴が開いている様にも見えない。賞味期限まではあと4ヶ月もある・・・・ やれやれ。これがインドに来て一番嫌なことのひとつ。プロダクトが信用できない。冷凍製品ですら腐っていたこともあったし、賞味期限切れでも平気で売ってるので、こういう悪くなったものを食べる羽目になることを防ぐには自分の舌しかないのだ・・・・ ラッキーにも娘は小さい頃から、味に敏感である。1歳半の頃、ある4スターホテルでのデザートをお菓子が大好きな彼女が嫌がって食べない。暗がりのレストランであったので、私達は分からず平気で食べたのだが、なんと翌日そのお菓子が運ばれてきたショウケースの中のケーキにすべてうっすらとカビが生えていて、激怒した私はその店にすべてのお菓子を下げさせた事もある。その時一番沢山ケーキを食べた主人は、翌日の滞在先コバラムの素敵なリゾートホテルで下痢と嘔吐で大変な眼にに合ってしまった。(汚い話だが、この時、主人がバスルームでのた打ち回り、上と下からでるだけのものを出して苦しむ光景を見てインド人の水を使っておしりを洗う仕方を学んだ) ゆえに、インド旅行中の方、または滞在地の方、後期保存可能のインド製品には気をつけて!!!たぶん流通の過程で長い間極暑の場所におかれていることもあるのである。 インドの製品、特に食品は信用するな!自分の舌で確かめよ! |
ネルーの誕生日、チルドレンズディに思うこと
今日は、ガンジーと並んでインド建国の父、ネルーの誕生日、子供好きだった彼にちなんでインドはこの日をチルドレンズデイとして祝う。昼前、書いても書いても終わらぬメールの返事を目を吊り上げて書いているところへ、能天気な主人から電話・・・・ "今日、ロータリークラブが援助してる学校のチルドレンズデイのペインティングコンペジションに行かないか?" 以前から訪問したかったこの学校、校長とも約束してたし、行かねば!と腰を上げる。子供好きの日本人スタッフMさんも連れて行く。途中車の中では、Mさんを横に夫婦喧嘩も披露する。車の中でバシ!バシ!言葉の刃が飛ぶ! さて、この学校は、親はあっても貧しくて普通の学校に行くことができぬ子供達を50人ほど集めて教会が運営している生徒数50人ほどの学校である。小さな校舎は4つに区切ってあって、小学1年~4年性までの子供達が学んでいる。私たちが着いた頃は、絵画大会が終わる頃であったが、まだまだ仕上がる感じの子は少なく、皆一生懸命描いていた。今日クラブから支給された新しいクレヨンを皆使いたくないのだろう。皆余り色を塗らない(これはMさんから指摘されて私も気ついたのだが・・・)本当にクレヨンの箱を誰かに取られまいと、しっかり握りながら描いている子もいた。 子供達が絵を描きあげるのを待って居る間に、前回の大会の選考を頼まれる。とても上手な絵もあれば、・・・・の絵もある。でも、中にひとつだけ、異様な絵があった。太陽も皆が明るい緑で描いているココナッツの木もすべて紫・・・・タッチも大きく強い。気になってこの絵を描いた子の事を聞いてみた。家庭に何か問題がないかと・・・ すると先生が答えた。まだ2年生のその子の家は毎日問題が多く、親が喧嘩ばかり。最近お母さんが首吊り自殺をしようとしている所を彼が窓の外から見つけ、お父さんに知らせ、ぎりぎりで助けたそうだ。とにかく家庭がごたごたしてるので寡黙で、自分からは余り話さない。 白いかわいい服を着てちょこんと座っている彼は、まだ2年生、小さいんだ・・・なのに大きな苦しみや悲しみや重みを背負えないほど背負っているのかな~~~と、気は強いが情にもろい私は、涙が出そうになったが、主人はいるし、Mさんもいるし。、子供の前でも泣けないね・・・ 一昨日、仕事がきつい、家族が自分を分かってくれない・・・とかなんとか・・・日記にも書いて、昨日はサイコロジストのところへも言って話を聞いて貰ってきた、私・・・。彼は、この悲しみをどこに向けるところがないので、それが紫の太陽となって形として現れたのか・・・十分反省せねば!と思った。彼に比べればね・・・・・私の苦労や、悲しみや、苦しみも何十分の一だ・・・・ 神様はいつも私に何か指針を与えてくれると私は信じている。 今日も神様の声を聞いた。私はまだましなのだ・・・弱音を吐かず、愚グダグダ言わず、頑張れ!とね。 12/25、クリスマスにはわが社に日本人スタッフ4人を連れてこの学校に折り紙を教えに行く。 |
わが社のスタッフ
私は2004年にひょんなことから畑違いの旅行会社を立ち上げ、石の上にも3年(本当にそうだ!)どうにか頑張って来た。 最初の1年は本当に私だけ・・・社長兼社員兼雑用の私だけ・・・ 2年目は、主人の会社のレッカが、Bookingや、調べ物や、TAC(トラヴェルエージェントの手数料)の請求や、英語は下手だけれど、私の指示でそういう事務的なことを手伝ってくれていた。 小さな会社だが、ケララを紹介する会社が余り日本にないということもあって、またネットの普及で、2006年から仕事が増え、2人はやっていけそうもなくなったので、今年1月、実は海洋学の博士であるが、ツーリズムに興味があって、子供が小さいので融通が利く会社で、何よりも家の近くで働きたい!という今や私の片腕アニーが社員となった。 そして、4月、昨年から私に熱心なメールを送り日本で旅行学を学ぶという美人で優秀なM嬢(彼女はミス舞鶴である)が、こんなのんきな会社に大きな夢と期待を抱いて、私の仕事を手伝ってくれるようになった。M嬢は、PCに強いし(私はPCが全く駄目である)若いアイディアで、私のHPを見違えるよに変身させる作業や、今回のように片腕アニーが長期欠勤の間は実に私の仕事をよくヘルプしてくれた。 女ばかりが4人の私の旅行会社、ほかのプロフェショナルな、インドの旅行会社には力は及ばないかも知れないが、日本人のための、日本人の心使い、誠意あるビジネススタイルをモットーに、いましばらくは私の口癖の"神様の贈り物"であるスタッフ3人とともに頑張って行きたいと思う。 今日は、片腕アニーが17日ぶりに出勤する、妹を医療事故で亡くした彼女に何という言葉を言えばいいのか・・会うのは辛いが、皆で彼女を励まし、心を新たにして仕事に励みたいと思う。 皆さん、応援しておくれよ(笑) |
インド占星術
今週始め、アユールヴェダトリートメントに来られているゲストの希望で、インド占星術へ初めて行ってきた。12年もインドに住んで、インドの生活において、特にヒンズー教の人たちには欠かすことの出来ないものだが、クリスチャンの私には縁がなくて・・・ ゆえに、ゲストから希望があった時、大慌て探した。探すと意外にそういう人を見つけるのは難しい。至る所にいそうなものなのに・・・で、やっとある有名な占星術の教授の息子さんがとんと近くに住んでいたのが分かって、そこへ行ってきた。 私は、こうい昔からのものをやっている人たちは、英語も通じないだろうと現地語の通訳のため主人まで引っ張って行ったのだが、インド占星術も最近は近代化されて、暗がりの部屋に年老いた占い師が・・・のイメージとはほど遠く、こじんまりとした部屋にコンピューターまで置いてあって、有名な占星術プロフェッサーの息子さんと言う人も、好感の持てる感じの青年できれいな英語を話す。あまりにイメージが違い"あれ?これではどうかな?"と一瞬疑問符が頭をよぎる。 でも、青年月日、生まれた時間、場所をPCにインプットして虫眼鏡で手相を見出したら、あれれ?なかなか当たるじゃん!何も言わないのにゲストの今までの人生を語り始める・・・それもほぼ当たっている・・・すごいじゃん!通訳で行ってる私の方が俄然体を乗り出し手聞きたくなる。とにかく面白かったのだ! ゆえに、翌日自分も行ってきた(笑) 前日と同じように、生年月日と生まれた場所、私の場合時間が分からなかったので、多少ずれがあったが、大好きだった父が死んだ年や、私がインドへ移住した年も、言いもしないのに言い当てる。すごく面白い!それで、色々聞いてみた。これからのビジネスは?その将来性は?今の仕事は合っているか?また主人との結婚はどうで合ったか?(よかったのか?悪かったのか?) それで、結果は・・・・ ビジネスは後2年はすこぶる良し!(その後は?分からないって!インド人らしい(笑)) 仕事は、私の手のある部分に小さい縦線が入っていてこれは医療関係に従事する人の手相だと、ゆえに私の本職、及び今熱中しているアユールヴェダにはどんどん力を入れなさい!とのこと(よしよし!(笑)) 結婚は、私より主人の方が私と結婚することによって得たものが多いと(ほら、見てごらん。当たってる!日本人妻は彼のビジネスには大きな武器だ!) 他は、薬指にルピー、小指にダイヤモンドをすれば開運になるという。すでに薬指にはめていたルビーとダイヤモンドを分けてはめるようにと言われた。とにかくルピーとダイヤモンドは私に幸運を招く宝石だそうだ!Good!(前日のゲストとの同席の時、主人は冗談で、明日ワイフが来たら幸運石は間違ってもダイヤモンドと言わないでくれ~と言っていたが、残念でした!マイダーリン!私にダイヤモンドもルビーも買わなければならないよ(笑)) そういうわけで話は尽きぬが、有名なインド占星術、お試しあれ! 今日は、夕方わが社の日本人スタッフを連れて行くのだ! 彼らの結果の楽しみだ! |
インド人の悪い癖
今、会社のパンフレットを作っている。 今年4月、私のようなのんきな社長経営の小さな旅行会社に大きな希望と夢を抱いてケララツーリズムを勉強に来てくれているMさんが、よく頑張ってくれているので、前々から作りたかった会社のパンフレット作りに乗り出し、この2週間ほどかかりつけだった。 小さな会社なので、原稿書き、写真選び、レイアウト、カラー構成、2人で頑張って(と言うよりほとんど彼女がやっていた(笑))下書きが、やっと出来上がってて、いつも主人の会社のパンフレットや名刺などを頼むデザインMAXという会社に送った。 ところが、出来上がり見本と送られてきたのは、私が送ったのと全く違うもの!レイアウトも、写真も、私の日本語の言葉以外は総て変えてある!!!これじゃ、Mさんと2人で頑張った意味がないじゃない!信じられない! 主人に抗議する。"何でこんなの作るの!"主人、のんきに曰く"こっちの方がいいと思って変えたんじゃない?""馬鹿じゃない!これがインド人のやり方!今始まったことじゃないけれど、どうしてここまで主観を入れるのよ!!!こんなじゃ、始めから何も送らなくて良かったじゃない!全然センスなし!駄目!駄目!私が書いた始めのデザインに変えるようにあなたが行って来て!!!!" 自分の会社の仕事で忙しい主人をPushして、午後デザインMaxへ行って貰い、元のデザインで第一刷りを刷って貰ったが、もう印刷が間に合わない!9月末に行われるナマステインディアに送りたかったのに・・・・ インド人の悪い癖、"このほうが断然いいと思って・・" 主人の会社のITのソフトウェア製作でも、日本の仕様書に書かれたように作らず自分の主観を入れて勝手に変えるので、日本の企業から文句が出るらしい・・・ やれやれ・・・あなたが思ってることが総て最高ではないのだよ!インド人よ。主観を捨ててくれ~~~~~~!!! |
マイクロウェーブの恐怖・インドならでは編
義父のHomeNursだったナンシーが義母のいる実家のメイドが辞めるまで、我が家で待機していてくれて、彼女がとてもいい人なので、義父が亡くなった後の悲しみを癒してくれいる。彼女はアラビアのとてもお金持ちの家で子守で8年も働いていたのだけれど、お料理が上手なので途中からシェフもやっていたという。ゆえに、ここ1週間ホテルのような食事を作ってくれるので、私も娘もご機嫌である。 特に彼女のコンチネンタルフードは絶品で、毎日日替わりテイストのスパゲティや、昨日はいよいよ義母の家に行く前日だというので、最後のディナーとベシャメルソースとミートソースを層にした特別のグラタンを作ってくれた。 ところが、さあ、マイクロウェーブのオーブンに入れて仕上げという時、マイクロウェーブをのドアを開けたらなんだか少しし変な匂いがする・・・。でも、気にもかけずグラタンを焼いて美味しく頂いた。 が、翌日、残りのグラタンを温めようとしたら、変な臭いは異常な臭いに変わっていた・・・嫌な予感・・・マイクロウェーブの中に頭突っ込んで奥を見てみる・・・食べこぼしが残って腐っているのか????でもいつも気をつけてるのでそんなはずもなし・・・でも、臭いは、時間がたつに連れてひどくなった・・・ もしかして・・・ヤモリが・・・器械の隙間から???? と嫌な予感がした。ギェ~~~!!!良くあることだがありうる・・・・ 後ろのパネルに隙間があるので、たぶんそこからちびヤモリが入って死んでしまったのだろう? パネルを取りたいのだが、やたらな事をして壊したら嫌なので電気屋さんを呼ぶ。が、ケララ最大の祭りOnam祭の後で人手が足りないと来るのは明日になるという・・・・今日の夕方、マイクロウェーブの臭いは、すさまじくなった・・・ 明日の朝、電気屋さんがパネルをはずしたら・・・ インドでは良くあることだが、動物の死骸を内蔵した我が家のマイクロウェーブは、今、すさまじい臭いを漂わせながら、階段の下に座っている・・・・ |
変人と言われても・・・・・
一昨日、ほぼ1ヶ月ぶりに、我が家のまん前にあるゴミ捨て場に、市からごみ取りのトラックが来た。 実は、ケララで一番の商業都市Cochin(州都を超えて一番活気のある町)は、現時点の政府と市役所の政策の悪さで、ごみ問題が深刻化し、ごみを捨てる場所が無くなって、一ヶ月ほど市からごみの回収がなく、町はStinkyCityと化していた。住民の苦情の声も毎日新聞に載るけれど、一行に解決の兆しは無く、私も町のいたるところ、うちの前も、山済みにされているごみを見ながらものすごいストレスになっていた。 それが、先週末、裁判所から強制命令でごみの回収が始まり、一昨日はやっと我が家の前・・・。ケララの腰巻を着た、ゴミ回収のおじさんたちが、私の目には天使に見えた。 思わず、主人に"なんてありがたい!少しお金包でいいかな~、そんなの変かな?"と聞いたら、"だれもそんなことしないけれど、彼ら喜ぶからあげてきたら"と珍しく言ってくれたので、おじさんたちの頭を数えて、ひとり100Rsずつ、5人分、封筒に入れて外に出た。 他に見てる人もいたので、しばらくぼーっと作業を見ていたら、おじさん達から、"何か用でもあるの?と言うジェスチャーで、変な顔をされた。で、その時、丁度、一番近くにいたおじさんのポケットに封筒押し込んで"Thanks a lot!!!これで、お茶でも飲んで"と、マラヤラマ語言いながらナマステのポーズをした。おじさん、変な外国人と思ったのだろう。笑っていたけど、嬉しそうな顔だった。一緒に立っていた見物人はまゆをしかめていた。 Cochin市民は、一ヶ月一家庭30Rsのゴミ回収費用を出さぬ人もいると聞いた。こういう一番汚くて大変な仕事をする人たちにはそれなりの感謝と報酬を与えなければならないのに・・・ ほんとに、おじさんたちありがたい! 今回のごみ問題で、私は毎日新聞を読みながら主人相手に、大討論会をし、投書も書いたのだけれど、片腕アニーから闘争心丸出しの私の英文を、"マダム、こんな書き方は駄目だ!"と言われ、やさしい文体に変えられ、出す気も無くなり、ケララをどうにかしたい!言う気持ちはサイコロジスとのDrからたしなめらるし、少し気を落としていた。 でも、私なりに環境保護を考えて、できるだけ、プラスチックのごみを少なくするために、買い物の際には大きな手下を抱え(ケララの人達はエコ・フレンドリーを観光の売りものにしてるくせに自分達はまだまだ関心が少ないのだ!)紙のゴミもも減らしたいので、高級なケーキ屋さんの紙箱がもったいなくて、ゴミにもなるし、前もって、ケーキを買いに出かける時は、タッパーを持っていくようにした。多分そんなことする人CochinCityのどこにもいない(笑) 家のとんと前にあるフレッシュを売り物にしながら、悪くなったもの平気で売ってる大型スーパーの職員には、"もうこんなのは売れないのよ!賞味期限とか食べ物の状態はちゃんと毎日チェックするのよ!知らない人が食べたらお腹壊すのよ!"とか、買い物の度に、小言を言って、教えて、その管理体制の悪さを変えようと頑張っている。この店は、近いうち私に"立ち入り禁止令"を出すかもしれない(笑) が・・・ゴミとりおじさん達の笑顔をみてまた少し元気が出た。 変人と言われようとも、やはり、頑張ってみる! ガンジーだって最初は変人と言われていたかもしれないし、 私は決して悪い事をしているのではないのだから!!! |
旅するインド・住むインド
今日は、大好きな心理学のセラピストDr.AlexがやっとCochinに戻ってこられてので、会いに行った。Dr.Alexとは、私におじいさんの十字架をくれた人だ。 実は、このところ、私は鬱気味なのだ・・・。 インドの生活とは、本当に大変だ!大変の度合いが半端じゃない・・・。時々、ちょっとバックパックしただけで"インドは素晴らしい!"と言う人の話を聞くと腹が立つ。 "旅人の目には、ものめずらしく、神秘の国に映るインドも、その中で日々もまれていると、やはり大変なことの連続で、疲れてしまうのであった・・・・。" とは、外交官夫人として3年インドに住んだ後藤亜紀さんの奮闘記、"星降るインド"に書かれている一節であるが、本当に旅や、ほんの少しインドに住んだだけでは分からない苦労がここには沢山ある・・・・。私は、彼女の奮闘記に励まされ、時もは、そうだ!そうだ!と嬉しくなるほど同感しながら、この本を、ぼろぼろになるまで読んだ。実際インドに住んで12年、思えば気が遠くなるほどの月日だ・・・ それでも、今まで頑張ってきて、最近ますます闘争心が強くなってしまった私は、ジレンマに陥っていて悩む。 藁をもつかむ思いで尋ねたDrAlexからさえも、「なるようにしかならないと考えるインド人を変える事は難しい!」と言われ、「なるようにすべし」と考える私の意識は行き場がなくなってしまいそうだ・・・。 インドに住み始めて12年・・・何度もうねる波の如く、・インドが嫌になったり、好きになったり、私の感情は変わりながらも前に前に進んできたが・・・時にこの地で生きていくことに打ちひしがれそうになる・・・・ やはり一人の力ではインドは変えられないのか・・・・ |
また激怒!インド人のバカヤロー!!
昨日、このところ体調が悪いので、主人にいやいやながら市内の大きな病院の胃腸の専門家の所へ連れて行かれ、ウルトラサウンドというお腹にジェルを塗ったくって腹部の状態を見るというアンカンフォタブルな検査をした後、帰り、近くの大手スーパーに"卵やその他もろもろ"を買いに寄った。 時間が丁度6時ごろとあって一番の混みどき・・・なのに、昨今の新しいスーパーブームで、Cochin市内のいたるところに大型スーパーができ、お客の数も減ったのか、人員削減のためレジの担当の人数が少ない。 8個あるレジのうち4つしか動いていないので、どの列もすごい長蛇。私はいつも来てるので、どの子が仕事が早いかわかってるが、私が2階に娘から頼まれたチョコレートペーストを取りにいてる間に、主人が、よりにもよって制服も着ていない、レジの仕事に慣れていなさそうな、ほかの部署から来たような子がたってるレジに並んでいた。 ゆえに、仕事は遅いし、私の列だけ進まない!苛々して立っていたら、急にその子の携帯がなり、途端にレジの仕事を辞めて、隣の肉屋コーナーに走り、肉コーナーの女の子にレジの仕事を代われ!というようなジャスチャーをして彼は消えてしまった。 取り残された私たちの列・・・代わりの女の子も来ない!ぼぞぼぞ文句を言い出す同じ列の人たち・・・他の列はスムーズに動いている・・・あの子はどこへ行った??? ガンジス川がとうとうと流れるような忍耐を持っている主人は気にもせず、平気で並んでいる・・"そんな苛々しないで少し待ってれば誰か来るよ!"と言いながら・・。でも、私は検査の後できついんだ!早く帰りたい!能天気なマイダーリン・・・やれやれ・・・ だが、私は我慢できず、腰の痛みも忘れて、2回の事務所に走った!そしたら責任を放り投げて消えたあの若い男がまだ携帯を耳に当ててたっていた。どうも彼は上の部署らしい!怒るよ!!!私は、未だに携帯でおしゃべりをしているその若い男の手をとって、"あんた、偉いんなら責任放棄せず、どうかすれば!"と怒鳴ったが、彼は、携帯を握って逃げ始めた(信じられる?この責任感のなさ?) 逃げる彼を追っかけたが、彼はレジに戻るどころか、外に逃げていった!もう呆れて物も言えない! 主人は、相変わらず淡々と待っている。私が降りてきたら他の人たちもまだ戸惑いながらもまだ同じ列で待ってる。みんな忍耐あるね~。(呆れる私・・・) 私を見て"どうなっあのか?"と聞いた老人もいたので、"もうお手上げ!"とジャスチャーして、まだのんきに立ってる主人からかごを取り上げげ、"今日はもう買わなくていい!帰る!!!明日マネージャー文句言いに来るから!!"と怒鳴って、沢山、品物が入ったかごをこれ見よがしにレジにガタンとおいて、主人の手を引っ張ってスーパーを出た。 その後、残りの人たちはどうしたか知らない・・・ が、頭にくる!許せない!なんという責任のなさ!小さなことだが、あれだけ並んでいるカスタマーをおいて、しかも上のポジションのスタッフが、なんであんな無責任なことができる? 上の事務所で、他の女の子に逃げていくその若い男の名前をきていたので、今日は、午後、上に文句を言いに行く! スリクマルよ。覚えておけ!!!私が社長ならお前は首だ! そういうわけで、私は曲がったこと、誠意のないこと、無責任が大嫌いだ!!! 小さなことで苛々する自分にも時々嫌気がさすが、こればかりは仕方がない。 インドの生活は12年たってもことあるごとに大変だ! |
Reincarnation(霊魂転生説)を信じる?
日曜日の朝刊に面白い記事が載っていた。 北インド、UP(Uttar Pradesh州)の小さな村で、 4歳になるUpasanaと言う少女が、自分は、2003年、スペースシャトル、コロンビア号で事故死したアメリカ生まれのインド人女性宇宙飛行士、KalpanaChawalaの生まれ変わりだといって話題になっている。 小さなUpasanaは、言葉をしゃべり始めた頃から、私はKalpanaChawlaだと言い、自分の父親は、Banarasi Das CHawla(Chawlaの実の父)だとも話し、教育の低い両親からは故意に学んだこととは思えない言動をして、村の人たちを驚かせている。 実際、少女Upasanaは、KalpanaChawlaが事故死した2ヶ月後に生まれている。 KalpanaChawla http://www.indolink.com/News/NRI/news_011903-151833.php 私は、こういう話に興味があって、昔アメリカのスタッフォード大学が、前世の記憶らしい事を言う、世界中の3歳以下の子供達のリサーチをしている記事を読んだことがある。その時、これもインドで、言葉を話し始めた頃から、日本語を話す子供の話が記述されていた。 朝の新聞を読みながら、この記事を娘と主人にすると、 "ママ、きっとこのこの両親が、彼女が物心つく頃から、KalpanaChawlaの話ばかりしていって聞かせてたんだよ!"と娘。 "親が商売にしようと小さい頃から教え込んだんだよ"と主人、2人とも笑い出して相手にもしてくれない。 でも、私はすごく興味がある。 実際、自分も異常な閉所恐怖症で、前世は、地震かなんかでどこかに閉じめられたか、車が海に転落して閉じ込められて死んだと信じている。そのくらい閉所が怖いし、時に何かの匂いをかぐと、遠い遠い記憶の向こうで何かがはじけだす気分になることがある。はじけるまで行かないのが残念だが・・・ 死後の世界がどうなっているのか、未だに私達には分からない。私だってこのように思い残すことがあれば、天国へ行っても神様に頼んで下界に戻してもらいたい!と思っているし、 実際、時々、異常に亡くなった父と同じ行動を示す、私の娘だって父の生まれ変わりかな?なんて思うことがある。 "臨死体験"という本では、生まれ変わる場合、身近なものとなって生まれ変わると書いてあった。(が、そうなると今回の記事は当てはまらない。) 人間がこの世に人間として存在し始めて何千年、どんなに科学が発達しても、世の中には、まだまだ解明できぬ事が沢山ある。幽霊だって私は信じたい! リーンカーネーション・・・面白いじゃない? 私は信じたい! |
私とアーユルヴェーダ
今日、7日間のアユールヴェダトリートメントに来られたファミリー(高齢のご両親とそのお嬢さん)の治療が終わり、夜の便で帰国されるので、先ほど、空港へ見送りに行ってきた。 お父様が心臓病や、その他合併症があったので、来られる前から、血液検査の結果や、内服薬を訳してDrに前もって説明するなど、トリートメントとの相互作用なども考慮して気を使ったが、何事もなく、お父様も毎日のトリートメントを楽しまれたようでホットしたとともに、3人ともB型という実に明るく楽しいファミリーだったので、7日間のお世話を苦にならなかった。 最後に、空港ビルの入り口で、沢山お礼を言われて、3人がビルの中に消えていくのを見ながら、何ともいえない満足感と、実に幸せな気持ちになった。 そして、帰りの車の中で考えた。やはり、しばらく、アユールヴェダをやってみよう!こんなに喜んで貰えるのならば、もっともっと良い施設を紹介し、沢山の人にアユールヴェダの素晴らしさを知って貰いたい! 今、2週間の6月コースも18日から始まり、毎日の通訳に通っているが、尊敬するDr,Geethaに毎日会えるし、毎回違う彼女の講義が楽しくて(内容が毎回違うのは、通訳するものにとっては困るが・・・・)苦にならない。私の知識も多くなる。 私も、もっと勉強して、この素晴らしい医学の伝承に勤めてみようと思う。現地の良心的でクオリティの高い施設の紹介、発掘、学校の紹介、すべきこは山済みだが、やりがいがありそうだ! |
Drと、通訳の狭間と、捨て台詞
先週、アユールヴェダのトリートメントに来られたゲストを、リゾートのアユールヴェダセンターにお連れした。 この前から、実に素晴らしいDrが来ていたので、今回もゲストから問い合わせがあった時、ここなら自信を持って紹介できる!とここに決めたのだが、ゲスト到着の当日に、突然、Drが変わってしまった。私のほうにはも未然にホテルから何の連絡もなかった。流石、インドだ!あれほどまでに念を押していたのに・・・。私のゲストのためにセンターの改造を延期するとまで言っていたのに・・・ "こんなじゃ、駄目じゃない!"Dr,Rahulがいるから、あなたの所を利用するのに!"と、すかさず、GMに文句を言いに行ったが、彼の話によると、とても有名で、経験があり、な優秀なDrだからこそ、変えた!"とのこと。(じゃ、未然に連絡しろよ!) が、実際、その有名なDrの私の印象は違った。 正式なとトリートメントではなく、体験だけと言うのに、いきなりディープなトリートメントを行うと言う!"Dr,そこまで必要でないのでは?"とすかさず抗議したのだが、"マダム、自分は、何十年もアユールヴェダの医者をしてきた。体験と言えども短期間に最高の効果を与えたいから、この治療をする・・"と言う。 が、未熟な私の知識でも最初からここまでは必要ないと思った。が、相手はDr.・・・・医者でもない私の出番ではない。 結局、彼が選択したのは、"王様のトリートメントと言われる料金も一番高い施用だ。確かにもっとも人間の体を活性化させる力のある施用だが、いきなりはきつい。最初はマイルドな施用からして、次にするのが原則だ!ゲストにも、私情を交えてその旨、説明するすが、私も通訳としても難しい所で、一応間違った通訳をするわけにはいかず、かといってDrでもないのに、専門家の治療方針に逆らい、余計な事をわけにも行かず、ゲストにその旨説明した、ゲストがそれでいいと言えば、なすすべもない・・・結局、料金が嵩んで申し訳ない・・・との気持ちが一杯で、複雑な思いだった。 が、この気性なので、そのまま黙っていることもできず、尊敬するアユールヴェダのDrに3人電話をかけて、やや行きすぎだと私が思う施用の選択について意見を聞いた。3人とも私の判断が正しいと言う!が、治療するDrには従わなくてはならないとも言う。それをする意味もあるかもしれないと。これは、お互いにプロを尊重するDrたちの暗黙のマナーなのだろう・・・ が、これで黙って入れぬ私・・・リゾートを離れる際、もう一度センターに行って、個人的にDrに抗議した。私は素晴らしい医者であった父を見て育ったので患者の懐も考えない行き過ぎた治療をする医者は大嫌いだ!散々Drに文句を言った後、席をたって、センターの外に出ようとする時、もう一度、振り返って、ふんぞり返って偉そうに座っている、チーフDrに向かって言ってやった。 "医者の家で育ち、薬剤師で、薬も良く知ってる。アユールヴェダの世界にも2年携わっている。素晴らしいDrにも沢山合ってきた。他の人の目は騙せても、私は騙せない!なめるんじゃないわよ!来週また来るから、心していなさい!!" で、その効果は、昨日、次のゲストに。 私が到着するや否や、レセプションにはアシスタントDrが緊張して待っていた。センターでのチーフDrの問診も、あれだけ頑固で、あのくらいの私の言葉では変わらないと思っていたのだが、今回は、過剰でも、過少でもなく、的確なスケジュールを組んでくれた。ひとまず安心。でも、7日間、ゲストには気をかけなくては! しかし、今回の経験は、これからの私の課題となった。 私がケララにいて、これからも、アユールヴェダを紹介していく以上、どのような立場にたつべきか!通訳としてだけでいいのか?多少自分の知識を交えて営利主義の人たちから、私のゲストを守他方がいいのか? 難しい所だ!!! |
ケララを変える政治家になりたい
今朝、起きたら、このモンスーン始まって以来の、土砂降りで、玄関のドアを開けたら、庭が海になっていた・・・ 床下浸水である。ケララに住んで12年、初めての出来事だった。 が・・・浸水の原因は、大雨ではない!市の無計画な道路工事にある。実は、今年1月から、水のないFortCochin地区に、水源から水を運ぶため始められた大掛かりな、水道管の設置ルートによりにもよって、我が家のあるK・P・Vallon Roadが選ばれ、市は、全く非計画的な道路工事をした。計画性がないのでまだ終わらず、この半年間我が家のあるこの通りは断片的に、閉鎖になり、結果的には、あちこち封鎖されるので、バスも通らなくなった。このあたりの住民には、道路工事のお陰で仕事をなくした人もいる。 水のないFortCochin地区の人たちのために、工事の必要性も十分に納得はしているが、そのために他に弊害を起こさねばならないようなことしかできないのか! この6ヶ月間、道路の真ん中に、直径1.2mほどの水道管を3本埋めるために、道路は大きく掘り起こされ、掘り出された土は、下水道を埋めて封鎖した。これが、今日の、浸水の原因! 私は、道路のいたる所に積み上がられたままになっている土砂や、土の埋まってしまった下水を見ながらこういうことが起こるのが目に見えていたので、何度も主人にも市に申し立てをする用に頼んだが、"文句を言っても変わらないよ!言っても時間の無駄!"と言われるだけ・・・。 庭一面の水を見て、私は、悪妻なので、日本へ出張に行ってる主人に国際電話かけて怒鳴った!私の言ったとおりのことが起こってるわよ!どうやったら市長に合えるの!!!" 遥か遠くの日本の電話口で、主人ため息音が聞こえた(笑) 私には、ガンジーだって一人で頑張った・・・と言う声がどこからか聞こえる・・・ 死ぬまでに何かするぞ!!! ケララを変える政治家になりたい!!! |
インドのフードコート
久々の日記・・・実は、先々週、Cochinのなかでも一番のホットスポットであるあるショッピングモールの中にあるフードコートで食べたものが当たってひどい目に合っている。まだ、治らない!汚い話だが、軟便、ときに粘液質便、腹痛、食欲全くなし!(お陰で痩せたけれど・・・・)水便ではないからいいけれど、こういう状態でも長いときつい・・・仕事はあるし・・・特に、こういう時、同行は堪える。 実は、昨年、バンガロールの一番のショッピングモール、ファーラムのフードコートで食べた時も、同じ症状で、一ヶ月ほど苦しんだ!どうも私には、フードコートが合わないと言うか、よく考えれば、そんな所ってちゃんとしたシャフがいる訳でもなく、アルバイトみたいな若い子達が料理作っているわけだから、見かけはきれいでも衛生観念なんてちゃんとしていないのかもしれない!本当は、道端の店と変わらないかもしれない! 仕事が控えているので、Drにすぐに行ったが、この店のものを食べて来る患者が多いとのこと! 近年、インドも急速に発展していたるところでおしゃれなフードコートだ大人気だが、中身は、その辺の店と変わらないようだ! インドを旅する方、気をつけて! |
渡辺玲さんのこと
実は、4月の始め、"カレーな薬膳"の著者、渡辺玲さんから突然メールが来た。渡辺さんは、Mixiでもおなじみだが、料理研究家、調理人、執筆家、フード・プロデューサーとして日本で大活躍している方である。
昨年"カレーな薬膳"という本を見つけた頃から、渡辺さんには一目も置いていて、この本も日本の友人に頼んで、はるばるケララまで送ってもらった。 個人サイト『誰も知らないインドカレー』 カレーな薬膳….http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala その渡辺さんからじきじきのメールである。ある雑誌の取材でCochin来るので、美味しい店があったら教えて欲しいとのこと!実は、私は、年甲斐もなく舞い上がった!手元にある本の著者!しかも憧れの早稲田卒の男性(この場合、関係ないけど、私は早稲田の男の弱い・・・笑)料理は嫌いだが、食べるのが大好きな私、メールを読むや否や、脱兎の如く、そのユニークな発想と素晴らしいマネージメントで、ケララの観光業界を牛耳るcghのディレクターの所へ取材の話をしに行った。即、私のお気に入りのこのレストラン、料理修行に来てるのりさんが働くレストランの取材の許可を貰う。あとは、渡辺さんをリダーとする取材班の訪問の期日を首を長くして待つ。 コンタクトを始めてから2週間後、4/26、渡辺さん一行、Cochinに到着、翌日27日、午前10時、恐れ多くも、"カレーな薬膳"渡辺さんに合う。正直言って私らしくもなく緊張していたのだが、ラフなスタイル、気さくな人柄、見た瞬間に緊張感は吹っ飛ぶ。それから、ほぼ一日、渡辺さんに同行させて頂いて、私もなかなか入れないホテルの厨房の取材を楽しむ。 今回は、ケララ風チキンカレー、インドをで珍しくポークや牛肉を主にしたケララの料理、ビリアニなどを見てみたいという渡辺さんの希望だったので、ホテル側にも、そのようにメニューを選んでもらった。 ここで、渡辺さんの個人的印象を事を書いておく。 カレーな薬膳を読んだ時、これほどインド料理の真髄を知ってる男はいない・・特に南インド料理の事を知っているものはいないのじゃないか?とすでに脱帽してはいたが、予想以上に、食材にも、料理にも詳しい!ここで作るものじつはほとんど知ってるんじゃないかと思うほどだ!それと嬉しかったのは、彼は食べるのが好きだ!美味しいもの、新しい物を食べたい!と言う意欲も旺盛だ。 プラス、とくに印象的だったのが、自分をアピールしない。これほどインド料理を知っている人が、厨房では、シャフ達を立てて、傍観しながら調理を楽しむ。言葉数も少ない。 丁度、最初のホテルの取材が終わり試食中に、cghホテルグループの社長、ケララ観光業界の最高峰、大物、ジョース・ドミニクがレストランに食事に来たので、"はるばる日本からcghのメニューを取材に・・・"と私が紹介すると、渡辺さんは、軽く頭を下げるだけ・・・すかさず名詞を出したりもしないし、自分の事何もしゃべらない・・・。能ある鷹は爪を隠す・・改めてすごい人だな~と心の中で喜ぶ私。 それから、ますます楽しくなって、のりさんが働くcghの本店に移動し、夕方まで取材を楽しんだ。 では、取材から1ヶ月もたってしまったが、楽しかった取材風景、分けて紹介する。 また、今回の取材は、6/6に発売される、本当の料理好きの間では知る人ぞ知る、ハイクオリティの料理雑誌で紹介される。 |
インドが嫌になる時・・・・・・・・・・・・・
30年の使ったイタリア製のソファーがとうとうぼろぼろ〔私はなんでもいいものを買って、大事に長く使う主義...旦那も同じ...)当時50万したソファーは日本で20年、海を超えて10年ケララのこの気候でも随分頑張ってくれたが、そろそろご臨終...。 それでとうとう張り替える決心!まずは張替え屋さんが生地がどれだけ要るか測りに来る....先週3日間、町中の生地屋を回りこだわりの生地選び...やっと好みの生地も見つかって、再び張替え屋さんにも連絡。さあ!張替え開始!!!とこちらはスタンバイなのに、張替え職人が毎日、明日明日といって、1週間も来ない...。前払いもしてあるのに...。毎日、電話する私....毎日、明日明日という職人...。来れないならこれない!期日までにできないならできないといえばいい!私も予定がある。来週日曜日には大事な来客がある...。それで、もう限界、今朝私の脳のどこかが切れた....インドに住んで11年、慣れたとは言えども、インド人のいい加減さには嫌気がさす...こういう職人に限らずできないこともできるというのがインド人...どうしてもう少し正直に、謙虚になれないのか....こういう時、心底インド人が嫌になる...さきほど、職人をよこす会社のオーナーに電話で怒鳴りまくり、とうとうキャンセルした。もう張替えすること自体が嫌になった。どこに頼んでも同じだろうから....。 イタリア製のソファーぼろぼろでももうしばらく使ってあげるよ....。 |
アーユルヴェーダ薬膳
一昨日、Cochin国際空港の近くのケララでも指折りのアユールヴェダ病院にトリートメントに来ているゲストの様子を見に行ったついでに、アユールヴェダ薬膳,いわゆる病院食を食べてきました。前から、ここの食事が美味しいと評判で、いつか食べたいとは思っていたのですが...予想以上に美味い!!!いわゆるミールスタイプのランチなのですが、まずは、薄く薄くスライスしたニンジンきゅうりをビネガーで合えたサラダが出て、それを食べ終えると、普通のミールスと同じようにご飯が運ばれ5週類の野菜のカレー、こんなに辛さを程よく抑え、微妙な味のカレーを食べたことがなかった私(11年もいるのに!)感激!!!病み付きになりそう!!!それに病院の食堂とは思えぬほどの明るさ,清潔さ(またインドの病院の食堂はきれいではない!)給仕の青年がインド人ではないようなてきぱきとした仕事振り、その上、彼が、主人の実家の町の人だったので、話も弾み、まことに楽しいランチとなりました。また行かなくちゃ!!!食事目当てで!!! |
部屋がない!!!!!!!
先週末、高校時代の友人とその家族が、ケララを訪問してくれた。計画は早くからしていたものの、彼らが休みが取れるのが、お盆の5日間、日本は旅行ラッシュで海外に行く人も多く、ケララまでの最短コース、福岡ーシンガポールーCochinの便がどうしても取れない。ゆえに、はるばる熊本から、成田まで飛び、あまりお勧めしたくないAirIndiaに乗って、成田ーデリーームンバイーCochinと長旅を強いられ、やっと朝の3:45、無事にCochin国際空港に到着。それからまたタクシーでホテルへ。 早朝のホテルのフロントは、薄暗く閑散としていて、スタッフも寝むりこけて、私が彼を起こさねばならぬ始末。で、チェックインしようとしたら、部屋がないと!!!!え~~~~!!!! ここは、Cochinでも一番人気の4スターホテル、しかも私が一番使いつけのホテルで、社長もスタッフも顔見知り、予約時から、朝4時から5時の早朝到着とメールでも何度も指摘しその確認のRe・メールも貰い、1週間前、前日もホテルに出向いて、確認したのに、空港からホテルに着いたら部屋がないと!!!!!信じられない!!! フロントスタッフのいい訳は、急にグループのゲストが来たので彼らに部屋を上げ、その人達がチェックアウトしないから部屋がないと!誰が朝の4時にチャックアウトするか!もう友人家族の前で、私は切れまくった。私の顔もないじゃん!これがインドか?ここまでして部屋の確保ができないならば、何のための予約か? それから、私はGMの携帯に電話して、早朝から彼をたたき起こす!すぐ近くこのホテルの支店があるので、どうにかそこの部屋をアレンジしてもらったものの、責任感のなさに腹の虫が治まらず、友人を無事休息させたあとも、眠れずホテルへクレームメールを長々と書いた。 11年インドに住んで、思うこと、インド人の責任感のなさ・・・言い訳のうまさ・・・叩きたい!!!! P.S...この事件が原因でか、GMはこの週末にホテルを辞めた・・・私のせい? |
アーユルヴェーダ集中講座
今、ケララ州の大手薬品会社の教育機関でのトレーニング講座をコンダクトしています。今日は、今回のコースの第一日目、日本から5人の女性が参加しました。 今回は、少しでも通訳費を削減するために、今年前半の問い合わせがあった方を集めてコースを作りました。私も初めてのグループコースコンダクト、遠く日本から沢山のお金をかけて来て下さるのに"なんだこのくらい?"と言われれては申し分けないので、無駄な内容であってはならぬと、やや緊張気味でしたが、一日間は無事に終了! 今日は、アユールヴェダの概論、歴史、5大元素、トリドーシャ論、アビヤンカの理論と実習講義と実習を交えてなかなか充実した内容で満足でした。 今回のコースは6日間の美容講座、あと5日間!参加者も私自身も体調を崩すことなく無事にコースが終えれますように祈るのみです。 |
携帯電話の普及と迷惑電話
昨今、インドでも、携帯電話の普及は目覚しいもので、このインドでほとんどの人達が携帯電話を持ち、若者はもちろんのこと、ココナッツ取りのおじさん、オートリクシャーのおにいちゃん、最近、一番驚いたのは、我が家に新しく来た住み込みのメイドさんまで携帯を持っている。ゆえに、彼女がき来てから我が家では、家にかかってくる電話より、彼女の電話の音が頻繁に鳴り響く・・・。時に、私や主人が持ってる携帯より彼らの方がよほどいいのを持ってることもある。なんというか、インドも豊かになったと言うか・・・複雑な気分。 で、この携帯の普及で困っているのが迷惑、いたずら、因縁電。どんな層の人も持ってるので、非常識きわまりない。間違い電話に、"間違い電話よ!"と一度でも怒鳴ると、それに因縁つけて、嫌がらせに、懲りずに何度もかけてくるやつがいる。その上、最近はグループで、悪質にも交代で執拗にかけてくるやつらもいる。とうとう私も頭にきた! 今、すべての電話番号、かけた時間、きちんとメモして、来週始めには警察に届け出る準備中。できたら、沢山回数が多い方が、悪質さも増して警察も本気になってくれるか?(警察が当てにならないのがインドだけれど・・・)こうなればもっとかけて来い!と楽しくなってきたぞ! |
私のブチ切れストーリー!!
インドでの生活、毎日色々と大変です。11年住んでも、毎日が戦い!人間関係も大変ですが、物をひとつ得るだけにも余計な時間と手間と無駄なプロセスがいる。インド人って何で一度に物事をきちんとしてくれないのか!!!!と毎日、ことあるごとに思う。毎日くだらないことで苛々して疲れる! 今日も、アユールヴェダのシロダーラというトリートメントに使う器具を家まで届けて貰うのに、3週間前から業者とやり取りし、今週も何度も電話して、予定通りに持ってきてもくれない。切れたよ!!!朝から電話で今日持って来れないのならばキャンセルだ!他の業者に頼む!とがんがん言ったら、あわてて持ってきた!これを3週間前からしてくれ!!!と言いたい。 昨晩は中華の出前をしたら、ぽりぽり焼きそばのそばが湿けって食べれない!すぐさま文句の電話を入れたら、今、マネージャが休みで明日持って来るという!明日持って来てどうするんだ!ゲストは今食べる物がない!!!!!!!!と怒鳴る私。 今日は、先ほど、クリーニング屋にチュリダーを取りに行ったら、この前、最初しみ抜きのため出したのに、そのしみを取って別のしみをもっと目立つ所につけて返してくれたので、その新しいしみを取ってくれるように頼んでいたら、そのしみを取って、今度は灰色の汚れをうっすらと全体につけててくれた。もうまた切れた!洗濯屋に洗濯物出して汚して返せば洗濯屋の意味がないじゃん!!!カウンターでどなるだけ怒鳴って帰ってきた。もう白い服は買わない! 以上、私のブチ切れストーリでした。 |
インド人とのビジネス
つい先日、アユールヴェダの治療に使うある根っこが欲しくて業者に注文しました。電話ではミスが多いので、業者にオフィスまで来て貰い、リストを見ながらいくつか注文し、特にある根っこが欲しかったので、こういう風なトリートメントに、こういう風にして根っこを煮て、煮出し汁が要るのだ!とも説明しておきました。頼んだ時間になっても持ってきてくれないので、携帯に電話したら、今、粉引き屋さんに入ってるとの事...."なんで???"とは思ったけれど、私も忙しいので、他の仕事を先に済ませようと思いました。そしたら、夕方、業者の子が、他の薬品と一緒に粉の入った箱を持ってきました。"根っこは?"と私...."あまりかさばったので粉にして来ました!!!"と男の子。"...."私は根っこがいるの!!!粉は入らない!いつ粉にしてと頼んだか~~~!!!"もう、また、切れました。これは言葉の壁の問題ではない!どう説明したら分かってくれるのか!!! インド人ってどうしても主観がいるのです。こっちが頼んだことより、このほうがいいのでは?と自分の主観を優先します。 以前、裁縫のできるスタッフに、娘のドレスを頼んだら、見本も見せたのにも関わらず、丸い襟のワンピースを頼んだのに、出来上がったのは、四角襟のドレスでした。呆れる私に、スタッフは言いました。"この方がう~~~んと可愛いと思ったから"と....。 主人は日本企業相手に、インド人のプログラマーを使ってソフトウェアビジネスをしていますが、すべてこんな感じだそうです。日本企業が仕様書を送ってきても、この方が合理的と言ってプロセスを勝手にかえると.....。確かにインド人は頭がいいので、過程が要らないこともあるのだけれど、日本人はそうはいかない、順序が優先...。 インド人とのビジネス、小さなことでも、スムースに行かない....ストレスがたまりそう....。 |
チキングニヤ2
今日のマラヤラマ語の新聞によると、チキングニヤの死亡者が100人を超えたと報道されてたのを撤回し、実際のところ、チキングヤそのものが原因で亡くなった人は38人、残りは、喘息や、結核、高血圧、虚弱体質などが死因であると報道されていた。しかしながら、デリーでも患者は出てるわけだし、チキングニヤそのものが存在してるのは確か....用心に越したこともないが、それほど懸念するほどのことでもないらしい。蚊に刺されるようにすること!流行している地域には行かぬこと!それさえ気を付ければ大丈夫! ただ、日本の虫除けなどはあまり効果なく、ケララを旅する人、現地でOdomosと言う虫除けクリームを買って塗布しておくことをお勧めする。なかなか香りもよく効果抜群!私は最近夕方の愛犬の散歩の時、足の短い彼女のために(ダックスフント)Odomosを軽く彼女の体に塗布して出かけている。 以上、チキングニヤ情報! |
Nさんがやってきた!!!!!
先週の日曜日、南インド料理を勉強するために1人の日本人青年がCochin国際空港におりたった。 今年、6月、"南インド料理を勉強したい!!!"と言う実に強い志を持ったメールが来た。丁度、時を同じくしてケララにアユールヴェダのトリートメントに来ていたこれまた南インド料理大好きの女一人旅の私のゲストが、偶然に彼を知っていた!これは何かの縁で、私もその熱意にに心打たれ、どうにか頑張って彼の手助けをしようということになった。 もともと地元最大のホテルグループの総料理長が主人の友人、5年前、知人の息子さんをそのホテルの厨房に入れてもらい武者修行のお世話をしたことがある。でもその時はその知人の息子さんがもともと料理に興味があるのではなくて、お父様の希望でだったので、あまり実りもなく、残念ながら武者修行は途中で中断された。彼は、今、スペインのすし屋で働いていると言う。 でも、今回のNさん!始めから違う!ケララに住んでる私より南インド料理を知ってる!食材の名前にも詳しい!まずは食べるのが大好き!一つ一つ味わって食べる。料理をするのは大嫌いだが、誰かが作る美味しい料理を食べるのが好きな私には、こういう人を接するのは、なんというか嬉しくて仕方がない。私に美味しい物を作ってくれそうだ! 昨日、彼は主人に連れられ総料理長に会いに行った。人事のこともあるので、武者修行開始は、人事課から連絡が来ててからとのこと....。それまで、彼はうちのエルシーおばちゃんからケララ家庭料理を学ぶ。昨日は、にがうりのトーレ、今日の午後は、ケララのスナックを。ホテルでは学べない家庭料理も大事だ! 後は、食べ歩き!今週末は、私の一番お気に入りのFortCochinにあるブルントンボートヤードのミールスを一緒に食べに行こうと思う!その次は、回教人がオーナーのホテルのビリヤ二、それから、タミールナドゥ経営者のベジタブルレストランヘ連れて行こう!!!なんだか、楽しくなってきたぞ! |
ケララのスナック
Nさんの武者修行は我が家の台所から始まりました。 初日は、エルシーおばちゃんから、ケララのスナック、Kozhukottaを習いました。 Kozhukottaは私の大好物のスナックで日本のお団子のようなお菓子です。米の粉に熱湯を注ぎ込み(熱湯がポイント!)耳たぶくらいの柔らかさのネタを作ります。それにフレッシュココナッツフレークと砂糖を混ぜ合わせた物を入れ込んで団子を作り蒸して仕上げます。砂糖の変わりに黒砂糖を入れるともっと美味しいのですが、娘が黒砂糖が嫌いなので、我が家では普通の砂糖を使います。 Nさんは、まずはココナッツ削りに挑戦しました。初めてにしては上出来です! 毎日一品、Nさんの武者修業、明日はサンバルです。 |
極上ミールス
昨日は、Nさんと、かつてのスパイス貿易の窓口であった異国情緒豊かなFortCochin地区へ行って来た。ここはCochinでの観光スポットだが、我々の目的は、この一角にある地元大手ホテルグループcghの6番目のホテル、ブルンボートヤードでのランチ!ケララに住み始めて早11年、数え切れないほど食べたミールスの中でも3つの指にいるほど美味しいと感じたここのFortCochinターリ、Nさんに是非食べさせたい! 今日の内容は、バターミルク、ラッサム、キャベツとにがうりのトーレン、プリシャリ、アビーレ、ナスが多めに入った一般の味とは少し違うサンバル(これが美味しい!)それと、極めつけは、オクラのみじん切りをマスタードで炒めヨーグルト味で仕上げたチャー、これは私も初めて食べた味、なかなか美味しい!2人でうなった。でも、人間って美味しい物を食べるとなんて幸福な気分になるのだろう! 実は、ランチ前に立ち寄った娘の友人宅で、大歓迎を受けたNさん、その家で、おばあちゃんのアロバロータ?を2枚(間にポテトをはさんで焼いた北インドのパン)飛び切りまろやかなダル・カレーとご飯、バターミルク1グラスを食べていたのであるが、食べ物に対する好奇心と、美味しい物好きは、食欲も半端ではなかった。このターリーもこの通り! 私は、食べた物がのど元まで逆流しそうだったのに(笑) さてと、今度はどこに行こうか!連れがいるとますます楽しい食べ歩きである |
お薦め!南インド料理BOOK!!
今、Nさんは、先週末から、結膜炎で、今週は料理の勉強ができません。症状は治まっていますが、人に移るので、一応自宅静養です。それに来週はいよいよ厨房に入れるので、じっと家で我慢!!!と言い聞かせてる所です。ちょっと辛そうですが...。 今日は、先週、Nさんも買ったし、私のお勧めのケララ料理の本を紹介しておきます。 手前は、一般の家庭料理の本(写真も多く見易い)白い服を着たおばあちゃんの表紙のは、ケララシリアンカトリックの料理の本(ケララのクリスチャンの歴史は古く、A.D.52にイエスの12使徒聖トーマスがケララにたどり着きキリスト教を伝えたと言われています。シリアンカトリックは最も古いクリスチャンのグループ)右後ろは一昨年亡くなったケララの地方新聞の社長のお母さん、K.M.Mathew夫人の料理の本で、彼女はケララ女性が最も崇拝する料理研究家でした。嫁入り道具には必ず彼女の料理の本をというくらい。 それと、Nさんとの食べ歩きのインドのスナック、左からヴェジタブルカトレート、(インド風コロッケ)後ろは、フッシュチップス(これが美味しい!)、右はパリ・プーリ(???)です。3品ともとても美味しかったです。 折角、最近、ダイエットできてたのに、Nさんが来てから、元に戻りそう....。 |
いよいよ厨房へ
Nさんが、ケララへ来てから3週間がたった。受け入れる大手ホテルグループの人事課からなかなか返事が来ない!毎日時間は過ぎていく...私を頼って来てくれたNさんに対しての責任もある...主人も再度、総シャフに電話を掛けるが、人柄のいい私の大好きな総シェフ、"大丈夫!大丈夫!2週間くらいは必ず厨房にいれてやるから"の連発....インド人の大丈夫...いくらシェフが古い友人でも、心配になる私...。その上、Nさんは、結膜炎で、1週間ばかり、我が家の料理も勉強に来れず、私も同行が重なってあまりかまってもあげれない...。とうとう昨日、主人をせき立てて、あまり好きではない(私は好き嫌いが激しい!)ディレクターに電話を掛けさせた....ら....すぐに返事が来た。11/1から、厨房に入れると!!!!嫌いなやつでも始めから彼に言っておけば良かった!(大後悔!)心も感じもいい人と、力は正比例しないんだな~。(でも、やはり力はなくても誠実な人が好きだけれど...) いよいよあさっては、ケララが誇るホテルグループの厨房に入るNさん!それも、先日、素晴らしいターリーを食べた人気のホテルの厨房だ!頑張って欲しい!!! |
こんなインド人もいたものだ!!
毎日が忙しくて、時間が矢の様に過ぎていく...Mixiで寛ぐ時間もなく...ゆっくりしたい!遊びたい!買い物にも行きたい!....フラストレーションがたまっている私...。 そんな毎日の中、少し嬉しいことがあった。実は、先々週から、女一人旅のゲストの手配をしていて、ムンバイ到着が、夜の9時半、女一人旅の、それもデリー、ムンバイ夜到着の便は避けて欲しいと常にアドバイスしている私...でも、インドのような治安の悪い国に深夜到着の便が多いから仕方がない...それで、本来ケララ専門の現地手配しかしない私だけれど、こういう場合信用できる友人の会社にホテルと空港迎えの手配を依頼する。 でも、いくら友人の会社とはいえ、インド人の責任感のなさに不安のある私、なんせ、私が、直接手配しても、何度も確認したにもかかわらず部屋がなかったすさまじい経験がトラウマになってる私....、そのゲストが到着する前日から、友人の会社に何度も電話を掛ける"明日の晩、21:15pm着!pmよ!AMじゃないよ!ちゃんと迎え行ってよ!ホテルも何度も確認してよ!"と怒鳴る私。"何度も、マダム、ノープロブレム、Everthing fine!"と答えるMr,Sam....でも、心配な私....。11/5、日曜日、朝から、ムンバイのホテルに私が直説電話を入れる!思いのほか気の利いたホテルの応対!???なかなかいいんじゃない?このホテル! 飛行機が遅れると成田からゲストの連絡もあり、その旨ホテルにも連絡....、遅れて遅れて...ドライバーの携帯電話番号も貰い...空港へすでに迎えに行ってることも確認し...夜中1時、やっと、ホテルへチェックインしたゲストの声を聞く...肩の荷が下りた...。ほっとする私。 翌日、Mr.Samにお礼の電話を入れる。で、Sam曰く。 "マダム、昨日、私も到着が心配で、1時まで起きてて、ゲストのチェックインの確認をしました。朝も、出発の確認もしておきました"と....。 ありがとうよ!Sam!なんだか、こういうインド人もいるのかと感激した!嬉しくて涙が出そうだった!友達の会社よ!これからも頼むよ!素晴らしい信頼感だ!依頼は2度目だったけれど、一度目のデリーでの手配も完璧だった!インドにもこういうスタッフがいる。また、インド人をそんなに教育している友人にも感心した。友人はロシア人女性なのだけれど、なんだか嬉しくて仕方がなかった。母国を離れ、畑違いのビジネスに足を踏み入れ、一匹狼で、インド人を蹴散らかして生きている感じの今日この頃...素晴らしい同胞を得た気分だった...。 こんなインド人もいるんだ!インドも変わってきたかな? |
インドのサンドイッチには気をつけよう!!
先日、主人の会社の日本人スタッフ、S君(彼もMixi仲間)が、市内の、割と有名なお洒落なコーヒーショップで夕方サンドウィッチを食べてひどい下痢をした。彼が、食べたのが夕方8時ごろ...水用の便が始まったのが10時ごろ....これは、ほぼ食中毒!彼も、食べた時、なんか美味しくない!湿っててるかな?とは思ったらしい。 そこで、私から一言!インドを旅する人サンドウィッチには気を付けよう!特に普通のベーカリーのショウケースの中においてあるのは避けたほうがいい!何時間おいてあるか分からないからだ!ひどい時は朝べーカリーの工場から持ってきて夕方までってこともある。私は、サンドウィッチを食べたい時は、ホテルで、作り立てか、もしくは行きつけの高級ホテルの店で買う。でもここでも、いつ厨房から、店にもって来るのか確認してる。朝11時と夕方4時らしいので、私がここでサンドウィッチを買うのは、昼1時までか、夕方6時まで。食中毒の原因となる細菌は、調理後、2時間後から繁殖するらしい。ホテルのブッフェも気を付けよう!私は、終わり間際には行かない!ブッフェも行くならば、2時まで!それ以降は、干からびたパスタを食べることもある。これは、Cochinのある5スターホテルで経験した。文句言ったら、ホテルのマネージャー曰く、"マダム、私どものホテルのランチブッフェは12時半からやっておりますので..."と。言い訳になるか!12時半に来ようが、3時間際に来ようが料金は一緒でしょ!と、もちろん怒ったけれど...。 色々書いたが、そう言う訳で、インドのサンドウィッチには気をつけよう!パンが関係する食中毒って結構怖いよ! |
ハプニングと正確な情報と言葉の責任
一昨日、早朝3:30AM、Cochin国際空港着の、ムンバイ~Cochin、AirIndia690が、霧のため、着陸できず、南のトリヴァンダラムに降りてしまった...。 3時から起き出して、タクシーのおじちゃんが、ちゃんと空港へ向かってることを確認し、ゲストにあったら電話して!と言っていたのに、4時半になっても電話がない!おじちゃんに電話したら、トリヴァンダラムへ緊急着陸してると!!!"ぎえ~~!!!"どうなる?Cochinには戻ってくるのか?戻れなかったらゲストはどうなる? 即、AirIndiaに電話を掛けるが、寝ぼけまなこの女子職員の応対。そこでもう私の苛々が始まる。 最初の女の子は、あと30分後にCochinに戻ってくると言う。その旨、空港ビルの外で待ってるおじちゃんに伝えると外では、もうトリヴァン着の情報が...。それで、また、AirIndiaに掛けると他の子が出て、今度は、そのままトリヴァダラムにランディグだという!どっちの情報が本当か?主任を出せ!!!はっきりした情報を渡せ!と怒鳴る私。これまた、主任も自分は分からない。トリバンダラムの空港に聞いてくれ!と電話番号をくれた。インドならではのたらいまわし...。が、これがいくらか掛けてもかからない! 仕方なく、バンガロールに行ってる主人をたたき起こした。そしたら、彼、曰く"あなたは、ちゃんと迎えの手配をした。飛行機が天候で他の空港に着いたのはあなたの責任ではない。大騒ぎしなく手もいい!"と.....。 でも、"空港から空港まで責任を持って!"とサイトに書いてる私の言葉の責任は?もう怒りで涙が出る!責任感の塊であるような性格の私、こういう言い方我慢ができない!夫よ!おまえも、やはり、インド人なのか! もう自分でやるしかない!最悪の場合、トリバンダラムの知人にタクシーの手配を頼むしかない。でもこんな早朝に!もう頭の中はぐちゃぐちゃ!それから、2~3度、空港にしつこく電話かけて、情報を追跡、明け方、天候が回復し、7時にやっと、690便は無事にCochin戻って来た...。ほっとしたよ...。 可哀相なのは、タクシーのおじちゃん、3時から~7時まで空港で待っててくれた...。11年使い付けの本当にいいおじちゃんだ。彼は、インド人の中でも、まれな時間厳守と、責任のある男だ!今回もありがとうね。 と言う訳で、ことは、無事に納まったものの、ここでまた私から一言。 インド人は責任感がない。情報も不確か、ころころ変わる。特に言葉に対したの責任は皆無と言っていい!ホテルの予約なども詳細はプリントアウトして、持ち歩くこと、電話で予約しただけでは、部屋がないこともままり!何かを聞いたり、頼んだりしたら、その人の名前を確認しておくことが必要だ! |
Nさんの武者修行無事修了!
10/8から、Cochinへ南インド料理の勉強に来ていたNさんが、一昨日、第一弾のトレーニングを終えて帰国した。
一ヶ月はあっという間で、この夏、南インド料理に魅せられ、全てを捨てて飛び込もうという熱意を持った青年に出会い、武者修行の手助けをし、滞在中は、一緒に食べ歩きもし、時には彼の迷いに叱咤し、流石に、土曜日の晩、彼の乗った車を見送りながら、感慨無量だった。 ところで、今回、Nさんの、南インド料理武者修業を快く受け入れてくれたのは、ケララで最大のホテルグループcghEarth。ここの総シェフJose氏が私たち夫婦の友人である。Nさんは、11/1、cghの6番目のホテルBruntonBoatyardの厨房に入った。約2週間のトレーニングだった。 このホテルは、Cochinの中でも最も異国情緒豊かな町、FortCochin地区にある。立地条件から、外国人観光客が多く、本来の南インド料理より、コンチネンタルが多い。本来南インドの魚料理に魅せら、それを学びたくてやってきたNさんは最初と惑った。ここでの修行は目的を外れているかのように感じたらしい...悩むことも多かったようだ。が、私の今回の目的は、まずは、彼がインド人の中で働くことに順応できるか?これを試すためだった。 また、今回は、料理を学ぶのではなく、厨房でのスタッフたちの緊張感、スパイスの香り、目に入ってくるもの、etc、本当にこれから始まる本当の武者修行のほんの入り口であったと思う。 間で近況報告をしたかったが、私が厨房にお邪魔したりして、Nさん自信の緊張感と、cghのスタッフにも迷惑をかけたくなくて、そっとしておいた。 写真を少し紹介する、邪魔をせぬようにと最後の日にホテルへ押しかけ撮影した物である。 間では厳しいこも言ったけれど、Nさんは、私の気持ち分かってくれているだろう。今頃、自宅にたどり着き一ヶ月のCochinでの波乱万丈の生活(?)の土産話を興奮しながら喋り捲っていることだろう! Nさん、お疲れ様でした!必ず帰って来るよ!!! |
Nさんとの思い出
一ヶ月の修業を終え、日本へ帰国したNさんとの思い出日記を少し書いておく。 帰国、直前、以前主人の会社に勤めていたスタッフの結婚式に参加することができた。ケララの、貧しくはなくとも、ごく普通の家庭の結婚式である。 彼は、ヒンズー教で、結婚式に続いて行われるランチは、当然、バナナの葉っぱの上のヴェジタリアン・ミールス。これを一番食べたがっていたNさんは大喜び!私には、もう大して辛くも感じないミールスをNさんは汗だくだくになって食べた。 元来、南インド料理は、ヴェジタリアンがバラエティも多く、味も細やかで、美味しい!特にヒンズー教のこういう結婚式で持て成されるごく普通のミールスが特に美味しい!私も何度食べても飽きない。 |
騒音公害インド風
昨日から近くのヒンズー教のお寺でお祭りがあっている。時を同じくして、また近くの家で、来月のクリスマスを控えてお祈り会があっている。ヒンズー教のお祭りは大きなスピーカーを使って夜半まで、お祈り会の声は早朝から、おかげで私は眠れない。 インド人は、どうも大きな音が好きな民族らしい。とにかく騒がしい!お祭りの時も、花火などの視覚的なものより爆竹のように音を作って祝うことが多い。祭りでなくても、皆夜遅くまでボリュームを最大限のしてTVを見ていることも多い。大きな音に対して寛大だ!というより音で人に迷惑をかけているという観念がないらしい。 ところで、我が家の近くには2つのヒンズー教のお寺があって、そのひとつは割りと大きいので、度々祭りや催しがある。 ヒンズー教の祭りには必ず象がやってくるので、その間は、象が我が家の前を散歩している光景が見える。時には我が家にえさを貰いに行ってくることもある。ヒンズー教の人にとってそんな象の訪問は嬉しいことなので、大家さんはバナナやりんごやココナッツなどをやって持て成す。我が家はクリスチャンだが、動物が好きなので、象の訪問なんて!狂喜乱舞!でも、訪問の際は、海のようなおしっこや大きなウンチも置いて行ってくれる。 動物が大好きな私にとっては、象のウンチもおしっこも苦にならぬのだが、音には参る。祭りがあると、大騒ぎは、早朝4時からなんてこともざらで、その時間から、家の前を象が練り歩き、ケララ独特のホルンを細くした感じの楽器の音や、太鼓、ぴーひゃら笛の音、人々の声、かすかに可哀相な象の足かせの音が入り混じったものすごい音が近所中に鳴り響く。これには参る。私は、眠れない...。宗教騒音公害だ!でも、ヒンズー教の大家さんはこの音が大好きで、逆に胸が騒いで眠れないという! 今も、引き続いてスピーカーから大きな音楽が流れている。 11年住んでいても、この手の音楽が好きになれないので、自分のスピーカーの音を大にしてかき消してみたが無理のよう! 苛々して仕事にも差し支える。 後、何日祭りは続のだろう....。 |
久々に落ち込む.....
今日は散々な日だった....仕事のことで私の一番尊敬するアユールヴェダ医師と喧嘩してしまった。 実は、ここ数ヶ月、現地の製薬会社の教育機関であるアユールヴェダのトレーニングスクールと、来年から、わが社で日本人向けのコースを実施する話を進めているが、素晴らしいアユールヴェダの医師であっても所詮インド人、なかなか私の要求に応えてくれず、先に進まない!問い合わせは次から次に来る。私は出来るだけ早く的確な情報を提供しなくてはならない。でも、彼らはインド時間でしか、仕事をしてくれない!その会社の社長が主人の友人なので、もう堪忍袋の緒が切れて、先々週、主人まで借り出して、社長に会いに行き、社長から講師陣に、もっとパキパキ話を進めるように言い渡して貰った。 11/21には社長を含めてミーティングもした。その際、日本に行ったこともある社長は、日本人の時間厳守を尊重し、11/30までに、私の全ての要求に応えた資料を提供するようにと厳しく言ってくれた。 昨日は、その期限の30日。どうせその日にはもらえないと分かってていたから、せめて今日中にはと、私が片道40分かかけてセンターまで貰いに行って、そこでもう一度ディスカッションをするアポイントも取っていた。アポの時間は午後2時半、が、1時に、Drから色々な言い訳をして、アポを来週月曜日に変えてくれとの電話があった。その上頼んいたことのひとつしか準備ができてないと!!!流石の私も切れた!今日、Dr達から情報を貰ってメールをすると約束していた人たちへの私の責任はどうなる!!! 今、ケララにはユールヴェダを勉強に来たいたいという人が多い。毎日のように問い合わせがあり、ツアーの依頼より多い。はっきり言って、アユールヴェダのコースコンダクトは大変な仕事で、神経も体力も使うしあまりビジネスにはならない。普通のツアーに力を入れていたほうがよほど楽でお金にもなるのである。 だが、私は皆の要求に応えたい!本場のアユールヴェダ勉強して欲しい!自分が曽祖父の代から薬剤師という家に生まれ、父が内科医という環境に育ったせいか医療に異常なほどの熱意がある。これは儲けとかビジネスの問題ではないのである。 正直言って、最も尊敬するDrが私の気持ちを分かってくれない、いい加減で、とうとう悲しくて涙まで出てしまった。でなくてもインド人とのビジネスは一筋縄で行かないので毎日悪戦苦闘してるのに、心底疲れた...今日という今日は、もうインド人のビジネスに腹が立って、もうやめてしようかとも思った。 でも、ここまで来たら、意地でも、やめるわけにはいかない!今、世界は、統合医療という考えで進んでいる。現代医学では治らぬ病も古来伝承医学では治ることも実証されている。たとえ今の若い人たちがこの医学をエステ感覚で学びに来ても、彼らによって、アユールヴェダが知られ、広まって行けば、いつかは、アユールヴェダが日本でも医学として認められ、難病の治療に保険適用で使われることが出来る日も来るかも知れない。私はその手助けをしたいのである。 さて、月曜日!Drの出方次第だ!あまりいい加減ならば他を探す。!ケララには学ぶところが他にもあるのである |
星降るケララ
12月も早くも10日...。ケララの中でも、私が一年中で一番好きな光景が見れる季節がやってきた。 人口の40%がクリスチャンというケララ州にとって、クリスマスとイースターはクリスチャンの大イベントで、この頃になると、ケララのクリスチャンの家では、紙で作られた星の中に、電球を入れ、軒先に吊るすと言う習慣がある。おかげで、12月になると街中では、街角で星が売られ、メインストリートはもとより、住宅街も星だらけになる。 また、家や庭の一角にイエス誕生のシーンを模った置物をし、それも家々で工夫を凝らして楽しむ。最近クリスチャンの家でも、クリスマスツリーを飾ることところも増え、中には欧米のように点滅電燈で家中飾り立てるところも増えてきたが、そんな飾りなどしなくても、軒先の星の明かりや、イエス誕生の馬小屋の飾りが、暖かくて何ともいえない。夜になると、空には星空、地上も星だらけで、素晴らしい光景を見ることできる。 今日は、日曜のミサでインドネシアから来られている若い神父様が良いお話をなさった。 "そろそろクリスマスを控え、私達はクリスマスを迎える準備をします。町中が星で飾られ、家の中もデコレーションして、私達はイエスの誕生を喜ぶ準備をします。が、一番大切なことは、周りを飾ることではなく、心を清くしてこの喜ばしい日を迎える準備をすることです"と....。 クリスチャンの家庭では、クリスマスの前に、必ず教会に懺悔に行く。罪を犯していれば神に許しを請い心を清くして、クリスマスを迎えるのである。短気で、怒りっぽい私は、反省することが多く、今年は懺悔はどれを言おうかと悩む。懺悔することが多すぎで困る。そういう意味では憂鬱な季節だ。 星降るケララ...素敵な響きだ!私は毎年この星を世界中の友人に送りるのがここ数年の楽しみである。 |
ストライキ
今日は、ストライキ!それも、全インドの!すごいね!これだけの人口の国が全土でストライキするなんて!流石自己主張の国インドである。 何でも今回は物価高騰にたいしてのストライキらしい!ここ数年、インドは、急激な経済成長で、生活も豊かになったが、物価は急騰!ガソリン、ガスは、私が95年に来た頃の倍である。下層階級の給料はそこまで上がらない、お金を持ってる人には、楽で豊かな国になったが、貧しい人々はますます生活が苦しくなる。 それで、今日は、銀行、全ての店、オフィス、バス、タクシー、学校まで休みである。特にケララ州はストライキが大好きな州なので徹底したストライキぶり(笑)普段日中は騒々しい我が家の前のと通りもひっそり閑としている。 こういうのもたまにはいい!おかげで、私は朝から静かな環境の中でおもいっきりボリュームを大きくして、山下達郎のクリスマスイヴが聞けた。私は、12月になれば、これを聞かなくてはクリスマスの気分になれない。続けてクリスマスツリーもやっと飾った。後は星!これが主人がバンガロールから帰ってきてから軒先に吊るしてもらおう! そういうわけで、今日はストライキのおかげで、やるべきことが少し出来た。明日は、平常通りらしいが、結果はそうだろう?少しは政府が考慮して、何らかの対策をするのか? 時は、クリスマスを間近にして、せめて食べ物でも安くならないだろうか?我が家のエルシーおばちゃんたちのクリスマスの食卓が少しでも豊かになるように....。クリスマスは自分の回りの人たちの幸せをケアする時、クリスマスキャロルのように。 今年は、今日のストライキを期に、私も頭の中を、その準備に切り替えた。 |
マラヤラム語が嫌いだ!!!
昨晩、主人とパーティーに行ったら、今朝から、私だけ下痢...。やや吐き気と、腹痛も....。やれやれ....。行きつけのホテルだし、Cochin市内でも食事が美味しいので定評のある4スターホテルなので、食当たりではい...。主人もゲストも含めてどうもないので、たぶん疲れからかな~。最近少し無理してるから...。 ゆえに、今日は、山済みの仕事を気にしながら、一日横になっていたが、夕方から起き出してPCに座る。でもだるい...。 きついな~と思っているところへ、気が良くて、人柄は100点だけれど、おっちょこちょいで、頭の悪いスタッフから、航空券のコンフォーメーションの電話...。いつも、彼女とは片言のマラヤラム語でしゃべるのだけれど、こうも体調が悪い時は、私の頭がマラヤラム語に反応しない!何を言ってるのか全然分からない...。おかげで、頭まで痛くなる。 インドに一応代表的な言語が14ある。ゆえにインドのお札には、14の言語で書かれているが、マラヤラム語は、インド人でも一番難しい!と言う言語。11年住んでも私はまだうまくしゃべれないというか、この言葉が嫌いで勉強する気もない。日本人が、苦手なRとLの発音。さらに微妙に同じで違う発音が沢山ある。今更勉強しようにも、エベレストを前にこの山を登れ!と言われるように気が遠くなる。それでも、度胸で、しゃべってはいるが、どうも私のマラヤラム語はメイドさんから習ったんで田舎言葉らしい...。 娘は、3歳から現地の英語系の学校に通っているが、昨年まで、マラヤラム語が学科にあって、彼女も嫌いなので、毎回赤点ぎりぎりで通過、今年から、第3外国語の選択が出来たので、大喜びでフランス語を取った。おかげで今年から、試験の総得点が上がった。マラヤラム語はフランス語より難しいのである。 一応生活に困らない程度にしゃべれる英語でさえ、ず~~~と外国に住むと話すのが辛くなる時もある。私が旅行会社を始めた目的のひとつは時には母国語を話したいからである。 神様は、どうしてこのような沢山の言語を作られたのだろう!と時々しみじみと思う。それこそ、世界中が同じ言葉でしゃべっても面白くないかもしれないが、楽だろうな~。 |
誰も当てにならぬ!!!!!
大嫌いな恒例の大家族制のクリスマスもどうにか無事に終わり、Cochinに戻ってきた。11年もインドに住んで未だに嫌なのは大家族制度...。どんなに主人の家族が私を腫れ物に触るように気を使ってくれても、言葉の壁、習慣、文化、生活様式の違い...私はいつまでたっても異邦人、エイリアンである。 で、これも毎回の如く、クリスマスまでは、一生懸命働いて(特に12月になると皆やたら頑張る!)そして、恒例のクリスマスギフトのサリーやらケーキやら、現金やら、沢山貰ってにこやかに"Happy Christmas!"と言いながら休暇に実家に帰るメイドさん、ドライバー、その他のスタッテ達.....。 そして、これも毎度のことだけれど、戻って来るべき日に戻って来ない。今日は、私はとても大事な用で出かけなくてはならない!と言っていたのに、メイドさんはもちろん来ない、ドライバーは下痢だと言って休む、主人のITスタッフも、皆何とか言い訳して半分は来ない....。 これも毎度のことだけれど、性懲りもせずがっかりする私...。やるせないな~。そして、また、落ち込む。インドもクリスマス前は、町は日本の師走を思わせる込みようで、その中を、皆の喜ぶ顔が見たくて、ギフトを買いに走り回り、お金を工面して持たせ送り出したのに...。 今日は、26日、インドでは特別の日でもなんでもない!私は、2日間、田舎に帰った分、仕事は山済み...でも家事に追われて、その仕事もこなせない...。 インド人は、どんなにしてやっても、お金のある人から者を貰うのは当たり前、そして、貰ったらこっちのもの!感謝の気持ちなんてないんだ!また何かを当てにする、それも誠意を当てにする私が大馬鹿だ!といつも思うのだけれど...。 インド人は本当に当てに出来ないんだ!責任感もないのだもの....。今日は本当にやるせない.... |
インド大家族制の恐怖.....
メイドさんがクリスマス明けから来ない....1月は、今までで一番密なスケジュールとなった私....もう後には引けないし、かなり参っていたところに、休暇で帰国中だった主人のお姉さんが、アメリカに帰るということで、国際空港のある町に住む我が家は丁度いい休憩所で、今晩、深夜出発のお姉さんを見送るために、お姉さんは当然のこと、お母さん、弟まで我が家に泊まる事となった...。もう、。。。。。。というしかいいようにない心境。 インドの人々は、家族をとても大事にする。これはとてもいいことだ!見習わなくてはならない!15年前、初めてムンバイの空港に1人降り立った私は、家族を迎えに来た空港ビルの外にうごめく沢山の目に圧倒された。1人の家族を出迎えるために少なくとも5人、多い時は10~15人のメンバーが空港に向かう。 今晩は、お姉さん、お母さん、弟、居候の姪っ子、うちの家族3人+ドライバーの夕食の支度...それもお姉さんにとっては、最後のインドでの夕食なのでスペシャル....。もう切れそうだ....。 P.S....昨晩、折角気分転換のために飲みに出かけたドライマティーニが美味しくなくて、バーテンダーに"次回は自分で作る!"と怒ってしまった...。どうも機嫌が悪い私。。。怒った後に反省...。相当重症かな~ストレス溜まり過ぎのようだ。 |
激安航空券でケララに来る人へ。
1/1から連日のゲストの到着で、休む暇もない日々で、疲れ果て、PCに座る暇もない毎日であるが、昨日頭にくる事があった。 1/2から、1週間のアユールヴェダの治療に来ていたゲストが、滞在を延長したいと言い出したが、彼女は、日本のとある旅行会社の激安チケットで来ているので、期日の変更は無理だろうと伝えた。私はインド国内線の手配はするが、国際線の手配がしない。無理だろうと思ったけれど、どうして滞在を延ばしたいときかないので、それなら、自分で国際電話をして買ったところに確認するようにと伝えた。 日本の旅行会社担当者曰く、自分の所では出来ないが、タイかもしくはインド国内にあるタイ航空がOKといえば、日本から操作して変更できると。自分の所ではではその確認が出来ないと、ゲストにタイとデリーのタイ航空の電話番号を渡した。(結局、この会社は自分は国際電話したくないからじゃないか?変えれないと言いたくないだけじゃないか?とこの時点で思ったけれど...) ゲストは英語が話せないので、私にかけてくれと言う。でも、無理なんだよ!90%くらい!でも、かすかな望みにすがるゲスト。仕方ないな~。 それから、まさかタイには掛けれないから、デリーに掛ける、日本の旅行会社がくれた電話番号は、使われてないという。 ゲストよ!あなたは、こんな大事な時に、使われてない電話番号を渡すくらいのいい加減な情けない旅行会社でケララ行きのチケットを買ってきたのか! それから、サイトでインド国内のタイ航空のオフィスの電話番号を調べる。一番近いのはバンガロール、バンガロールに電話を掛ける。バンガロールのタイ航空のスタッフは、タイ人にインド人を掛け算したように全くやる気のない感じの応対...。でゲストの航空券をコピーしてFaxで送ってくれと言う。 この日は、海賊ビデオの警察の規制に対する商業団体のストライキで、あいにくケララ中の店が休み。コピー屋も閉まっている。時間は迫る!ゲストの搭乗時間は夜の8時。この時点でもう午後3時!どうする?ゲストはバンガロールにチケットのコピーを送ればもしかしたら変更可能かもしれないというさらにかすかな期待で引き下がってくれない! 残るは入院しているアユールヴェダの会社のへ本社の機械でするしかない!とゲスト車に乗せて本社ヘ向かおうとした途中で表向きは閉めてじつは営業しているコピー屋を見つけて飛び込む!早くせねば、変更する時間さえない!やっとFaxを送って、バンガロールのタイ航空に電話する私....。 答えは....."どんなことが合っても変更できぬチケット"だったそうな!!日本の激安航空券販売会社のバカヤロ~~~~~~!!!!! 売った当の本人は始めから分かってたんじゃないか!!! なのになんでゲストに期待を持たせるような返答をしたのか!激安チケットだから変えれない!とその場で言って良かったのに...。わたしがそれまでにどれだけの時間を費やした思う?うちのスタッフも、あちこち電話掛けたりで、しばし仕事を中断させられた。もう日本まで電話掛けて怒鳴りたかった! ケララに来る旅行者達よ!航空券を買う前に、特に激安の場合、期日変更が可能かどうか、確認して買っておくれ!ケララは居心地がいいので帰りたくなくなるのだよ。でも激安チケットで来ていれば、変更はできないのだよ!心して航空券買っておくれよ! |
今年最初のアユールヴェダトレーニングコース
私がアユールヴェダに出会って早2年、昨年は、初めて、地元のアユールヴェダ薬品会社のセラピスト養成スクールのグループコンダクトをして、今年2007年からは、この会社と提携して、毎月、月初めに、コースを実施することにした。 1月は、あいにく、すでに州外からケララののアユールヴェダを学びに来るDrのコースが入っていたので、長期はできず、1/3~5の3日間、1/3~13までの10日間のコースにMixi友も含めて、3人の方が参加してくれた。 8月のグループコンダクトは私も戸惑うことが多くて、思ったようにはうまくできなかったけれど、少しずつ慣れてきたような気もする。それに、毎回、講義のメインの内容の間に現役の先生達が話される色々なエピソードを聞くのが私自身が楽しい! 日本は、今、アユールヴェダが結構ポピュラーになっていると聞くが、まだまだエステ領域なのが私には残念だ。アユールヴェダはインドで3000~5000年の間は伝えられて来た伝承医学で、人間の生きる知恵(肉体も精神も)を教えてくれる。今年は、少しでも多くの人たちにこの素晴らしい伝承医学を紹介できるように、頑張ってみようと思う。2/1からは次のコースもスタートする。私の勉強も大変だ!でも頑張るぞ! 今回のトレーニングコースの写真を添付する。 1、私の尊敬するアユールヴェダ医師、Dr.Geetha 2、実習指導のデ二ーさん 3、ナバラレパンの実習 |
再びのりさんがやってくる
11月に、1ヶ月のトライアル武者修行をしたMixi友の、のりさんが、cghグループ人事課から、一年のトレーニングの許可がおり、やっとVisaも取得して、いよいよ16日に再び南インド料理を学びにケララに戻って来ることが決まった。今度は1年間の予定である。 丁度昨日娘の学校のPTAで、cghのディレクター、今回の計らいをしてくれた友人に合ったので、まずはお礼と、今後の希望も伝えてきたが、最高幹部はなかなかシビヤだ!のりさん希望のホテルになかなかいかしてくれなさそうだ!まあ、やってみるしかないね!強みは総シャフが私達夫婦のとても親しい友人であること!かれは自分の元で仕込んでやると言ってくれてたので、これに掛けるしかない! 上部は、クールでもシャフ陣は皆暖かいので、のりさんを一年間暖かく見守ってくれるだろう!頑張れ!のりさん!待ってるよ! では、今度のりさんが修行する ケララの地元の大手ホテルグループcghEarthを紹介する。今年で50周年を迎える世界的にも有名な素晴らしい地元ホテルグループである。 cghのサイト....www.cghearth.com |
ケララで最高級のアユールヴェダ施設
3月、料理研究家、マイミクの香取さんのケララ訪問に当たって、ケララの本当のアユールヴェダ薬膳を試食、かつ、その料理法を学んで欲しくて、昨日、やっとケララで最高級のアユールヴェダ施設、Kalari Kovilakom の訪問、滞在の許可を得た。
ここは、中部ケララにある、私のお気に入りの地元ホテルグループCGH・Earthの7番目のリゾートであるが、特にアユールヴェダに重きを置く,リゾートに限りなく近いアユールヴェダセンターである。cghグループが、2年前、ケララ在住のドイツ人の建築家、カール氏の見事な技術とセンスで、昔このあたりに住んでいたロイヤルファミリーの屋敷を、他に類のない素晴らしいアユールヴェダセンターに変身させた。 滞在費(アユールヴェダの治療を含む)も、とびきりで、最低14日間、一番安くて6000$~9000(米ドル)である。 法外の料金であるが、その価値もある。ここに滞在するゲストは、昔のケララの王侯貴族が行っていたアユールヴェダを体験できる。センターでは、着るもの、はく物、身につけるものすべてが支給され、それらは全て麻や綿で出来た衣類や、わらで出来たぞうりであり、滞在中の生活は、アユールヴェダの原点である"自然との調和"により近くずくように配慮されている。 もちろんここでの、治療も最高級のものであるが、さらに魅力は徹底したポリシーの元に作られるアユールヴェダ薬膳である。私は昨年、cghのパーティですでにこの薬膳を試食したが、正直言って美味しいとはいえないが、過度の調理方、手間を省くことばかりを考えたジャンクフードなどがはびこる現代社会において、こういうシンプルな味は実に新鮮であった。 ここの総シャフ、ナラヤンは、私が一番大好きなリゾートマラリビーチの元総シャフで(彼の作る豪快な魚料理が懐かしい!)、その技術を買われ、昔のアユールヴェダ薬膳を再現すべく、最も難しいとされるこのリゾートに起用された。 ナラヤン曰く、調理器具も現代の物を全て使わず、全て土鍋、油も塩も使わず、スパイスも最大限に押さえ、材料の味を出来るだけ、そのまま引き出す事だけを考えた調理法で、彼は、平行して植物学も学んでいると言う。 3/17~18、香取さん夫妻とここに滞在するが、 彼女か、この薬膳を、楽しみ、学び、近い将来、日本へ紹介してくれることが、今から楽しみである。 Kalari Kovilakom....http://www.kalarikovilakom.com |
キラー・バス
事故が、身近に起きて、ますます嫌悪感がましてるキラーバス。実は、私も一度殺されそうになった。 娘と、彼女の友達と、自宅近くの繁華街まで買い物に行った時のこと、大通りから、我が家のある道まで、急に行ってきたキラーバス、私の体の10cmの所を通過して止まった。 10cm!!!!少し間違えば私も事故にあっていた。死ぬ事だってある。娘と友達もすぐ横にいたから、矢もすれば娘達だって事故にあう危険が一杯な訳! もう頭に来た!日ごろの憎しみも込めて、脇に持っていた、大きめのハンドバッグ(私はいつも無駄な物を持ち運ぶので、ハンドバッグが大きい)で、思い切りキラーバスの横腹を何度もたたいた! バンバン!という大きな音がしたよ!(笑) バスの中では、車掌がびっくりして"エンダ~デ~マメ~!" (Oh!My Godというマラヤラマ語)と叫んでいた。乗客の中には"この外人頭おかしいじゃない?"って言っていた人もいるそうだ。(これは娘が聞いていた) で、もっと頭に来たのは、娘とその友人、瞬間に私から早々と逃げた。このヘンな叔母さんが自分の母親と言われるのが嫌だったらしい。気がつけば娘とその友人は遠くに立っていた。自宅に帰ってからも主人に事の成り行きを説明し、"めちゃくちゃ恥ずかしかった...."と言った。 こう書けば笑い話だか、キラーバス、私がケララに生きている間に何か対策を練るよ。54歳になったら大金持ちになるといわれた私...。事業に成功し、政治にも乗りだして、もう母国よりも愛情深くなったケララに何か貢献したいと考えている。 皆、応援しておくれよ! |
エルシーおばちゃんと冷蔵庫
少し自慢話になる得る帰来があるが、嬉しい事があったので、日記に書いておこう思う。
畑違いの旅行会社を立ち上げて早くも3年の月日が流れ、最初無収入の苦しい時期もあったけれど、昨年から軌道に乗りはじめ、今年12~1月は、私のようなアマプロの旅行会社に頼ってケララまできて頂いた方々のお陰で、やっと少しまとまった収入が出るようになった。
私がビジネスを始めた理由のひとつは、自分の楽しみと、あとは12年私を支えてくれた人たちへお返しをしたいという理由もある。12年、夜中でも飛んできてくれた個人タクシーのおじちゃんとか、最近仕事を沢山上げれるようになった。まだまだ、Etc、・・・お返しをしたいという人が沢山いる。
それで、2月の中ごろ、12月と1月の収入の中から、我が家で5年、私に、自分が体調が悪くても、料理のできない私を心配して(私は本当に料理が下手である・・・)毎日這ってでも出勤して、味しい料理を作ってくれているエルシーおばちゃんに冷蔵庫を買ってあげた。
インドではエルシーおばちゃん階級の人たちの家には冷蔵庫がない・・・・エルシーおばちゃんは、今年で51歳、5年前に比べれば体力も落ちてきてるみたいだし、体調が心配な今日この頃、余裕ができれば、まずは冷蔵庫を彼女に買ってあげたい!と思っていた。彼女は、毎日私の家でそれは惜しい料理を作り、それだけでも大変なのに、家に帰れば、また家族のCookingの仕事が残っている。時々我が家のものを持たせるが、その日に食べてしまわねばならない・・・。冷蔵庫があれば、家での家事も少しは楽になるだろうとかねがね思っていた。
大きい冷蔵庫を買えば今度は電気代が大変なので、買ったのは、中型の冷蔵庫、それも、同じサイズの中でも一番電気代がかからないやつ・・・大体私が候補を選んで、当日は、エルシーおばちゃんの仕事が終わってから一緒に電気屋に行って、彼女が好きな色を選らんだ。
嬉しそうなエルシーおばちゃんの顔を見て私も嬉しかった。
こういう人が喜ぶ顔を見るとまた仕事の励みになるよ!
確かに、私がビジネスを始めたことで、我が家も実質的には豊かになったが、人に何かをしてあげれるようになったことで、得る心の喜び、充実感は、何にも変えがたい!
亡くなった父が"節約家であっても吝嗇家となることなかれ"よく言っていた。私はこの言葉を忘れない。
私がビジネスを始めた理由のひとつは、自分の楽しみと、あとは12年私を支えてくれた人たちへお返しをしたいという理由もある。12年、夜中でも飛んできてくれた個人タクシーのおじちゃんとか、最近仕事を沢山上げれるようになった。まだまだ、Etc、・・・お返しをしたいという人が沢山いる。
それで、2月の中ごろ、12月と1月の収入の中から、我が家で5年、私に、自分が体調が悪くても、料理のできない私を心配して(私は本当に料理が下手である・・・)毎日這ってでも出勤して、味しい料理を作ってくれているエルシーおばちゃんに冷蔵庫を買ってあげた。
インドではエルシーおばちゃん階級の人たちの家には冷蔵庫がない・・・・エルシーおばちゃんは、今年で51歳、5年前に比べれば体力も落ちてきてるみたいだし、体調が心配な今日この頃、余裕ができれば、まずは冷蔵庫を彼女に買ってあげたい!と思っていた。彼女は、毎日私の家でそれは惜しい料理を作り、それだけでも大変なのに、家に帰れば、また家族のCookingの仕事が残っている。時々我が家のものを持たせるが、その日に食べてしまわねばならない・・・。冷蔵庫があれば、家での家事も少しは楽になるだろうとかねがね思っていた。
大きい冷蔵庫を買えば今度は電気代が大変なので、買ったのは、中型の冷蔵庫、それも、同じサイズの中でも一番電気代がかからないやつ・・・大体私が候補を選んで、当日は、エルシーおばちゃんの仕事が終わってから一緒に電気屋に行って、彼女が好きな色を選らんだ。
嬉しそうなエルシーおばちゃんの顔を見て私も嬉しかった。
こういう人が喜ぶ顔を見るとまた仕事の励みになるよ!
確かに、私がビジネスを始めたことで、我が家も実質的には豊かになったが、人に何かをしてあげれるようになったことで、得る心の喜び、充実感は、何にも変えがたい!
亡くなった父が"節約家であっても吝嗇家となることなかれ"よく言っていた。私はこの言葉を忘れない。
メイドさんでノイローゼ
2週間前から、住み込みの新しいメイドさんが来てるのだが、この人と気が合わず、私がノイローゼ気味・・・。 この10年で見違えるほど生活が豊かになったケララ州、住み込みのメイドさんは金のわらじをはいて探さなくてはならないほど貴重な存在で、丁度2週間前、主人が日本へ行ってしまった直後に人が見つかって、来てもらうことになった。 年は55歳、ちょっと年が入りすぎかな~とは思ったけれど、小さくて、ころころして、笑顔が可愛かったし、犬好きだ!と聞いてすぐに採用したのだが・・・仕事ができない・・・通いの若いメイドさんの言うことは聞かない・・・ゆえに仕事を覚えてくれない・・・物忘れが多い!(これが怖い!アイロンを消し忘れるなど・・・)田舎の人なので、私のマラヤラマ語が分からないと言う・・・その上、大食いで、食べる量が半端ではないので、彼女が来てから、お米を買いに行く回数が増えた・・・食べ物には何も言わない主義の私だが、2週間でみるみるうちに太ってしまって、今度は、血圧や糖尿が心配になってきた。すでに我が家に来る前から何か薬を飲んでるとも言う。 お陰で、ストレスがたまって私が体調を壊し始めた・・・彼女の声を聞くと胃が痛む・・・失敗が多いので、ハラハラしてまた胃が痛む・・・彼女の足音を聞くと苛々そわそわする・・・とうとう昨日は、一番苦手なめまいも出てくる始末。 若い人を雇うと仕事はできるが、駆け落ちはするしで心配、年が入ったのを雇うと順応が難しい・・・どうしたものか・・ ケララに住み始めて早12年、年の数ほどのメイドさんが来たが、私は恵まれて入るほうで、今までほとんどうまくやってこれて、家庭の事情で辞めて行った人たちとも今でも交流があるのだが、私も年をとって、色々な人に合わせるのが難しくなってきたのかな・・・と思い悩む今日この頃である。 |
カスタードプリンの悲劇
CochinのMGロードにアバドプラザホテルというイスラム教徒が経営するCochinでも評判のホテルがある。
イスラム教徒の作るビリアニ(インドの炊き込みご飯のようなもの)は最高に美味しく、私はこのホテルのコーヒーショップ、CanopyのビリアニをよくTake Outする。 今日は、朝からMGロードに買い物に出かけたので、ビリアニとパニールバターマサラ&パロータ(ケララのパン)を注文し、ついでにケースの中に並んでいたカスタードプリンのお持ち帰り!も頼んだ。 ここの店、美味しいのだが、スタッフが馬鹿なのが難点!いつもケーキは、ぐちゃぐちゃに入れる。プリンも一個一個、丸いプラスチックの容器に入ってると言うのに、お持ち帰りを頼むと、私が言い忘れでもしたら、プラスチックの容器に中にきれいに座っているプリンちゃんをわざわざ出して、紙の箱にぐちゃぐちゃに流しいえれてくれることもママあるので、"このままよ!プラスティックの箱ごといれるのよ!これから出すんじゃないのよ!!!"と何度も念を押して、隣のスーパーへ買い物に行った。 コーヒーショップに戻ると、ビリアニもパニールバターマサラも、きちんと箱に入れて用意してあった。が・・・・もう一つ背の低い箱が・・・嫌な予感・・・"プリンは?"と聞く私・・・"これ!です!"とニコニコ指差す、スタッフ!また箱に入れた・・・ もう怒った!一度ならまだしも、もう何度も! "何度も、どんなに説明すれば分かるの!"と怒鳴る私(これはコミュニケーションのミスではない!彼らの頭にプリンの形を壊すことに対する罪の意識がない!味さえよければいい!食べれればいい!と思っているだけ・・・前にも同じことをして、"こんなぐちゃくちゃ!どうやってゲストに出すの!"と怒鳴ったこともある。 私が激怒する声を聞いてマネージャーが奥からあわてて出てきた。"マダム、What happen?"の彼の声を頭の後ろに聞きながら、私の体は前かがみになり、無言で店を出た・・・・あのままいたら、マネージャーにプリンの行った箱を投げていたかもしれない・・・私のサイコロジストの声が頭の奥で響く・・ "Be Calm、Be Calm" もう、カスタードプリンなんて絶対買わない!!!!!! |
ココナッツの恐怖!!!
ケララとは、"椰子の国"という意味があるほど、ココナッツだらけの州である。Cochin空港に降り立つと、砂漠や、黄色い空気の中のインド風の建物が立ち並ぶインドならではの風景の変わりに、まずは、椰子の木とその下でのどかに草を食べる牛の風景が視界に入る。 さらにケララの観光スポットバックウォーター辺にいけば、とうとうと流れる大きな川や、くもの巣状に広がる小さな水郷の間に、いたる所に椰子の木が植えられ、ケララならではの風景を見せてくれる。 この椰子は、中にたっぷりのココナッツ水を蓄えた時期はポカリスウェットなどの清涼飲料水の代わりに、それが枯渇して水がなくなり、内壁に白い果肉ができると、削ってフレークにして料理に使って食べたり、さらに、それらに利用してあまった部分からはココナッツオイルを作ったり、殻からは繊維製品を作ったりと、ケララの人たちはココナッツで生きているようなものである。 が、このココナッツは定期的に取らなければ、実は怖い産物で、これが頭に上に落ちて来たら、マジに頭蓋骨はトマトのように砕かれる・・・。ゆえに、椰子の木にサルのようにするすると登り椰子を落とす職業がここではなりたつ。が・・・・最近、ケララも豊かになり、こういう商業につく人が少なくなってしまった。椰子の実取りおじさんが足りないので、呼んでもなかなか来てくれない。が、ケララでは普通の家庭の庭にも自給自足のためたくさんのココナッツが植えられている。 昨日、夕方愛犬の散歩に出かけた際、熟れているのに誰も取りに来てくれない椰子の実のひとつが私の足の間際に落ちた・・・。もし、私と愛犬Judyがあと数秒遅くそこを通り抜けていたら、その椰子は、私か、Judyを直撃したてことだろう! 椰子が頭に落ちて私が死んだ!なんて新聞にでも載ったらもう恥ずかしくて・・・お~!!怖~!!! 急速な成長を遂げつつあるインド、その成長の影には、なくてはならない職業が消えつつある・・・ココナッツ取りおじさんがいなくなれば、ケララにはココナッツが植えれなくなる・・・。そうしたら、観光名物でもあるこの風景もなくなるのか・・・飛躍しすぎかもしれないが、現実になるかもしれない・・馬鹿な想像を頭の中でし始めて余計な、心配をしている私である。 |
料理研究家、香取薫さんの"インド料理模索の旅"
先日、料理研究家、香取薫さんの"インド料理模索の旅"(ケララ編)の旅のコーディネートをした。 今回、香取さんがケララに来られるにあたり、一食でも多く学びたい!できればホームスティを!との希望だったので、色々考える。こんなコーディネートは初めてだが、料理は大嫌いだが食べるのは大好きの私、俄然、張り切る! 最初に考えたのが、折角アユールヴェダの国ケララに来るのだからできれば香取さんに、いつも私が利用しているcghグループのケララでも最高級といわれるアユールヴェダセンターでの薬膳の研修!させたい!ということ。 ここは昨年西遊の社長も案内している。早速メールで交渉する。日帰りの視察は簡単だが、料理の勉強となると時間が足りない!一晩泊まりたい!が、本来2週間で6000$の施設!無理でもともとと思いながらGMにお願いメールを書く。たまたま娘が大好きなシェフ(彼は昔私のお気にマラリビーチの総シェフだった)ナラヤンがいたこと、cghの社長ファミリーも懇意にしてるので無理が効きいて、あっさりとOK!流石、コネクションの国インド! それから、どこにホームスティをするか考える。Cochinには、お料理好きのマダムが沢山入るが、できれば他にないものを!そこで、ここでも紹介したシリアン・カトリック料理の本のマダムの家がホームスティを受け入れながら料理を教えることをビジネスとしていることを思い出し、たまたまここが主人の実家のある町の有名なファミリーであったことから、ホームスティをここに依頼する。電話をかけてみたら、たいそう感じの良いなダム。が、彼女は町一番のお金持ちの家のマダムであった。料理もさることながら、ここのお家がすごかった!(後日、紹介!) そして、最後はごく普通のファミリーの料理とのこと・・・それは我が家!最後の2日間は我が家のエルシーおばちゃんの料理を勉強してもらうことになった。ついでに隣の家も(笑) かくして、料理研究家、香取薫さんの"インド料理模索の旅"のコーディネートが完了。3/16~23まで,ご主人で、プロのフォトグラファーの新井由巳氏がケララに滞在され、お2人まことにパワフルな料理探訪の旅をされた。 近く香取さんのブログでも紹介されるであろうが、これから、その様子を思い出しながら、同行した部分だけ、私なりに彼らの滞在期をここで紹介して見たいと思う。 "KalariKovilakom"にて。 |
至福のアユールヴェダ体験
KalariKovilakom到着の日は、ランチの後、シェフが宿舎に帰ってしまったので、料理教室はなし!その間、けだるい午後は、究極のアユールヴェダ体験をする。 まずは、Drの問診。ここ2年、特にアユールヴェダにフォーカスを当てて、時間があれば、ケララ内のアユールヴェダ施設を視察している私。5分も話せばアユールヴェダ医師の質が分かるようになった。(こういうのも天狗になって嫌味かもしれないが、開業医の家で育ち、素晴らしい内科医だった父を見て育ったので、心ある内容のある医師に反応する感は鋭いと思っている)ケララに来て、数多くの素晴らしいDrに出会ったが、ここの主任Dr.Jouharも、落ち着いた雰囲気、細やかな問診の仕方、穏やかな話し方、Wonderful!これだけの施設のDrに値する素晴らしいDrで、大満足であった。 その素晴らしいDrから、脈診、血圧を図ったり、問診の後は、トリートメント。あいにく私は風邪を引いていたので、全身のトリートメントは行えず、スティームを鼻から吸う施用だけ行う。アユールヴェダのトリートメントの中でも一番簡単な施用のひとつなのだが、教育の行き届いたホスピタリティのあるセラピストの細やかな世話と、彼女の笑顔で、心も癒される。スティームでもこんなにやれば効果もあるな~と私もひとつ勉強! 香取夫妻は、アビヤンカとシロダーラを体験。これには、私はもちろん入れなかったので、後日香取夫妻から体験談を。 ●写真左:主任医師・Dr.Dr、Jouharからアユールヴェダ独特の脈診を受ける香取さん。 ●写真中央:常勤の3人のDr達。 ●写真右:まだまだ初々しい可愛らしいセラピスト達 |
贅沢と貧困・バンガロールにて感じたこと
多忙なスケジュールの中、母親業は私の一番大切な仕事、これおをなおざりにして、旅行ビジネスにも従事できない・・・と言うわけで、4/1からまるまる2ヶ月の夏休みに入った娘の要望に答え、今週始め2泊3日で、インドIT企業都市、バンガロールへ行ってきた。 大失恋の後の憂さ晴らしは、ショピング!ということで、今やインド一お洒落な町と変貌しつつあるバンガロールの、これまたこれがインドか!と思うようなショッピングモールを、主人を会社においやって、娘と2人ではしごして歩いた。 こういうモールに来る人たちは、たいていがミドルクラス以上、ハイクラス、IT関係、海外から来てる人たち、もちろん日本人の姿を見かけることも多い。ショッピング店内には高級ブティックが立ち並び、ショーウィンドウにちょっと素敵な服を見つけて中に入るとお値段が可愛くない・・・、娘がとても気に入ったベージュの素敵なショートパンツは、本当に布は少ししかないと言うのに、)2000Rsもした。(もちろん買わせない!ジーンズなら考えるけど・・)Levis やLee のジーンズは、日本円に換算すると余りかわらないし、インドの物価を考えると、それを、ぽんぽんと買っていく人って、いったいどのくらいの収入があるんだろう?と思う。 今回、3日間、買い物三昧、私はCochinでは手に入らない、音楽のCDと文房具、とうとう底をついてしまったいた資生堂の化粧品を日本と同じ値段で買って(インドの物価を考えれば冷汗ものよ!)娘は、お洒落なTシャツを10着くらい。この前に続き、2人で、今月分の家賃X1・5は使い果たしてしまった。 それから、今回の旅の、留めは、7スター・リーラホテル、ここに日本料理店があるので、結婚記念日のディナーをしていないので奮発すると、主人は私を連れて行きかがったが、お値段がめちゃくちゃ可愛くない!3人で食べれば、一回のディナーで一か月分の家賃より少し高いくらいになる。で、私は、さほど日本食が好き出ない!と言うより、どちらかというと嫌いなので、リーラホテルの吹き抜けのショッピングアーケード脇のコーヒーショップで、生のピアノ演奏を聞きながら、コーヒーとマフィンを食べるだけで満足する。久しぶりの生演奏ののピアノの音色が、どんな高級料理より価値がある。 そして、コーヒーを飲みながら、周りを眺める。 高級な建物、インテリア、日本の帝国ホテルや、ムンバイのTajのようなシッピングアーケード、ピアノの他に、ホテル内のコリドーでは、ヴァイオリン,ビオラのクラッシックトリオ演奏もされていた。ホテル内を歩く人たちもモダンな服装、エレガントな雰囲気、ここは別世界だ・・・。 美味しいマフインを口に入れながら、ふっと昨年のバンガロール訪問を思い出す。 昨年同じ頃、飛行機が取れずCochinから夜汽車で、早朝の、バンガロール駅へ着いた時、プラットホームで力尽きて、トイレにもいけず、寝たままで、尿も便も粗相してしまった老婆を見た。そして早朝の駅の構内は、家のない人の仮の宿で、所狭しと人が寝ていた・・・人々の身なりもインドそのもので、貧しく、汚く、インドの貧困が構内一杯に満ちていた。 が、今入る場所は?同じバンガロールでも、なんと言う違いか!経済急成長を続けるインド、上のクラスの人たちの生活の向上は止まるところを知らない・・・きっと彼らの生活レベルはグローバルクラス以上になるのだろう。けれど、最下層の人たちは、100年たっても、このままなんだ・・・。 他に比べるとさほどの貧困がないケララ州、昨年、私はバンガロールの町を歩きながら、 "ケララを出ると悲しくなる、インドが嫌になる。" と、ぶつぶつ言って主人を嫌がらせた。 贅沢と貧困・・・この差はますますひどくなるのだろう。 目を背けたくなくなるような貧困はインドからいつになったら消えるのだろう?どんなにインドが経済成長を遂げても彼らの生活は変わらないんだ・・・ 昨年に引き続き、今回のババンガロールの旅、自分も贅沢三昧しながら、インドにおいて、自分がいる場所、置かれた環境に感謝した。と、ともに後ろめたさも感じた。 娘よ!買い物は、しばらく辞めようか・・・。 |
パン屋と窓ガラススプレー
昨日、教会の帰りに、12年間行きつけのパン屋に立ち寄った。ここはCochinの町で唯一、クロワッサンとか、デニッシュとか、日本のパン屋に限りなく近いパンを売ってるので私のお気に入りの店。毎週教会の帰りに、焼きたてのパンを買って、日曜日の朝の朝食にし、一週間分のパンを買って冷凍する。 昨日、厳かな日曜のミサで、神父さまのまるで私をたしなめるようなお話を聞いた後、いつものようにパン屋に立ち寄る。 が、店に入った瞬間、出来立てのパンを前にしてその後ろにあるガラスにスプレーをかけて窓を拭くスタッフの姿が目に入る。手前に置かれたほかほかのパンにガラス拭きのブルーのスプレーの飛沫が飛んでる!よりにもよって娘が大好きな、昨日私が買おうとしていたチキンウィングを前にして(ここはチキンフライトか、春巻きとか、餃子も売ってる)何知らぬ顔で、スプレーを撒き散らし、窓を拭いてるヤングボーイ!すかさず、レジに入るマネージャーに怒鳴る! "窓拭きなんて、パンを並べる前にすることよ!!!見て御覧なさい!スプレーがパンにかかってるじゃない?こんなの売る気なの!!!" 硬直するレジのマネージャー!同じく硬直して窓を拭く手を止め、逃げるように厨房に走るヤングボーイ。全くこんな時、またインドが嫌になる、何を信用して生きればいいんだ!有名スーパーも期限切れを平気で売るし、12年も買い付けのパン屋に来ればこの始末....。毎日食べるもすら戦々恐々としなくてはならない...。 この日は、こんなことがあったのでむき出しのパンを買うのが嫌になって、ビニール袋に入れてある焼きたてでない美味しそうでなくなったパンだけ買って車に乗る。 機嫌の悪そうな私を見て、笑いながら主人が聞く・・・ "また、なんかあったの?(また!をつけるところが嫌味じゃない?)" "かくかくしかじかよ!"キンキン声で答える私・・"あれ、また売るんだろうか?"とぼやく私に主人が言う。 "それ食べたからって死ぬわけじゃないし、あなたが店を出たらまた彼らは平気で並べて売るよ" ガーン!主人よ、あなたもインド人!何食べてもおなか壊さないインド人!ため息つきながら座席に沈み込むように座る私・・。 すると、後ろの座席から娘の手が伸びで、彼女の大好きなポップスの音楽が車の中に流れる....。 "ママ!スプレーくらい平気よ!で、チキンウィング買わなかったの?がっかり!" やれやれ、今日は私の負け。私も少し、こういうことに寛大で順応せねばならないが・・・ブルーのスプレー...その、光景が頭から離れない・・・・。 |
世にも恐ろしい・・・・・
ここの所コースが続いていて、忙しいが毎日は充実している。相変わらず爆弾も不発のままで静かに体の中で眠ってくれているし、何よりもコースが始まると、私は自分の体調が悪くてもそれを忘れてしまう。
実は、先週から丁度昨年4月に12日間のコースに参加したYさんが、アドバンスコースを受講に来られていて今週はパンチャカルマを勉強している。 もともとDrの監視下でしかできない施用だが、彼女はパンチャカルマを知らずしてアユールヴェダを勉強したとは言えない!と2度目の受講である。 それで、昨日から5つの施用のうち、ナスヤ、ヴァマナを学び、今日は、その実際の施用の光景をCDで見た。その中で、バスティ(浣腸)がすごかっ た。浣腸に使う浸出液の調合の様子が画面で説明され、割とオーソドックスな形のヴァスティの準備が整い、さあこれを使って浣腸をするのですよ・・・と説明 があるだけかと思ったら、いきなり浣腸の光景が画面に映し出された。日本では放映禁止のような画像である。 私とYさんは、勉強とは言えども見てはいけないものを見てしまったようで、申し訳ないけれどショックで大騒ぎしてしまった。困惑する私達2人にDrもセラピスト達も、勉強の一環でしょ?と平気な顔である。 でも・・・・私達にはきつかった。その後すぐランチに出かけたが映像が頭に浮かんで食欲は減退した。アユールヴェダは素晴らしい!夕食の時、その話をして皆で大笑いしたが、実際の所、今日は参ったね。 本当に世にも恐ろしいっその映像が今も目から離れない・・・ |
異常気象?グローバルワーミングの影響か?
今週1週間ケララは、モンスーンのような気候である。毎日雨だし空はどんより曇り、気温も低くなって肌寒いくらい!夕方は時には10月のような雷雨を伴う スコールまでやって来る。(10月は、この雷が怖くて、私は一番嫌いな季節、この雷実際よく落ちるのだ!)おかげで、急に傘が必要なのだが、町に傘が売っ てないのだ!本来こんな季節にこのくらいの雨が降ることが100%ないのだから!ゆえに今の時期ケララにこられる方は傘を持参のこと! 実際、本来ならば一年のうちの乾季の真っ只中!で、気温も1年中で一番高くなる頃なのに・・・私もケララに移り住んでから早13年の月日が流れた けれど、夜冷房の嫌いな私でも流石にこの季節には冷房ををつけて寝ることもあるのに、今年は大雨で寒い日など暖房を付けたい夜もある。特に冷え性の娘には 堪えるらしく,昨晩は足が冷えて湯たんぽが欲しいと彼女は言ったくらい。 丁度火曜日に、ドイツ人のご主人、ケララ出身の奥さんの国際結婚同士のカップルを夕食に招いて、話題が昨今の異常気象の話になった。 ドイツ人のご主人は肺の病気を患っているので、一年の内、ドイツが寒い10月~3月までをケララで過ごし、4~9月をドイツに戻るのだが、昨年より雪解けが遅く、今年もドイツも異常気象で、まだ積雪が多く、帰国を延期しようかと考えていると・・・ 昨年フランスに帰国した娘の友人も、彼女の町が彼女が生まれてから初めての豪雨で、町中洪水で外に出れない!と悲鳴を上げていたそうな! そういえば、昨年スイスから来られた私のゲストの日記にもスイスでの洪水のことが書いてあった。ヨーロッパも雨が多いのか?今この日記を書いている今も、外は雨で、室温は24度くらい?涼しい!この3月に? 今世界はグローバルワーミングのことが深刻に問題にされているが、その前に氷河期が来るとも言われている。"The day after tomorrow"と言う映画の世界が現実になるのかもしれない。本当にこの季節に!ケララでこの気温?町でも人々はこの異常気象を内心不安がっている。 どこに行っても気候のことが話題になる。こうやってじわじわとグローバルワーミングの影響の影響は確実に現れているのだ! 日本はどうなのだろう? 今年3年ぶりに一時帰国を考えている私、旅の支度もあって日本の友人に日本の気候を(特に気温を)聞かねば!と思っている。 |
今更ながら、アーユルヴェーダ!!
アーユルヴェーダを3日間学んで。(写真は講師のスリーラクシュミー医師と) 率直に言うと、アーユルヴェーダは治療してもらうだけで充分です。自分で「学んだ」なんて到底口が裂けてもいえないことで、相当奥が深いものでした。特に興味深かったのが、「肥満指導プログラム」体重÷(身長)㎡=で出てくる数字が20以上ならちょっと体重オーバー、25以上が肥満というわけです。是非、みなさん計算してみてください。もし、やばい!!ということであれば、是非ケララへアーユルヴェーダ痩身治療へどうぞ!!実際に、私もビーチリゾートにてアビヤンカ(ジェネラルマッサージ)を受けてみたのですが、セラピストのシンクロアビヤンカの手つきの素晴らしさには脱帽どころか、脱毛!それくらい感動!!!!まさに目からマグロでした!!世界唯一の力強く粘りのある長いストロークは、騙されたと思って死ぬまでに一回は受けてみて絶対に損はないです。しかし、この技術も施設によって違うので、きちんとしたアーユルヴェーダ施設で受けられるのをお勧めします。またセラピストさんの愛嬌の良さが最高!!これはリゾートならではで「私、はじめて日本人を施術できてラッキーだわ、ねえ日本語で犬ってなんていうの?」と、始まるまではキャピキャピしていましたが、一旦施術となるとすごい力!体重移動とペアの息がぴったりあったシンクロアビヤンカでした。気持ちよすぎて途中で寝てしまい気づいたら終わっていましたが、なんとも至福のひと時でした。 アーユルヴェーダの講義の方は3日間で基礎概念はササっと学びましたが、まだ自分でまとめきれず不完全燃焼。。日本に帰って本を読み漁りたいと思います。私はセラピストではないのでマッサージはできませんが、自分や家族、友人に、季節のものを食べることを勧めたり、実際の生活で実践的にできる生活の中のアーユルヴェーダとして、美容アーユルヴェーダとしてうまく生活に取り入れていこうと考えています。 アーユルヴェーダはまさに!!!!「生きるための知恵」です。 |
インド・ヤギは紙を食べるか??
本当にどこにでもうろうろしているヤギさん達。道端の映画のポスターをムシャムシャ・・・ムシャムシャ・・・。白ヤギさんがお手紙書いた、黒ヤギさんったら読まずに食べた♪の如く、映画も見ずに無我夢中でポスターを貪っています!!「さあ、マラヤラムムービーの味はマサラの味がするのでしょうか?」と実況中継を始めてしまいそうになるほどの食欲です。これで、インド・ヤギが紙を食べることが立証されたわけです。しかし私がさっきスーパーでもらったレシートをヤギ達にあげると、完全無視!ガビーン!そっか~レシートの紙はおいしくないのかーっと残念がっていたところ、新事実が発覚!!! インドのポスターを貼る時に使うのり!!のりは米をすりつぶして使ってるんだそうです!!That's Why!!それでヤギさん達はポスターを食べていたわけですねー!!さすがー!! インドのヤギは米を食べる。これが答えでした。 |
ご褒美
一昨年4月から研修生として私の会社を手伝ってくれていた日本人スタッフMさんが、この4月始めに帰国するので、1年間頑張ってくれたご褒美にルームメイトのFさんと私の大好きな"マラリに一泊!"をプレゼント! 丁度折りよくケララ到着の私のゲストのIさんと4人でマラリビーチリゾートへ行ってきた。 ここは、私が旅行会社を始めるきっかけになったリゾートで、4年前病気静養で訪れたこのリゾートに恋をして、私は畑違いの旅行業と言うビジネスに乗り出した訳だが、インドが誇るTaj系列のホテルのように格調はないが、ケララならではののんびりした雰囲気、目の前に広がるアラビア海、豊かな自然、それと何よりもホスピタリティのあるスタッフ達が最大の魅力である。 自分自身の滞在もゲストを連れても数え切れないほど訪れてるので、スタッフも顔見知りばかりで、久しく来ないと"ホテルの入り口では、"マダム!Wellcome Home!"と言われる。実に私の癒しの場所である。 今日は、3人のアユールヴェダの問診に立ち会った後、4人でランチをして、私もそのまま泊まりたい所だったのだが、残念ながら今日から娘が1ヵ月半の夏休みに入り悪ガキ達が泊まりに来ると言うのでしぶしぶマラリを後にした。 4月の仕事を終えたら、私も恒例のマラリの休暇を楽しもうと思っている。 |
お疲れ様でしたMさん
昨年の4月から旅行業の研修生として、また主人のIT会社の日本語教師として頑張ってくれた私のアシスタントMさんが1年の研修が終わり先ほど夜の便で帰国した。 この1年、この私のような上司に耐えて実に良く頑張ってくれた。 美人で聡明、PCは堪能で、センスも良く、気も利いていて、その上今時の若い人には珍しく行儀の良いマナーができていたので、私も一緒に仕事をして気持ちが良かった。間に、若さゆえに私から叱咤されることもあって辛かったと思うが本当に良く付いて来てくれたと思う。 昨日、主人の会社での最後の挨拶の際、私から"この1年、この私に黙ってついて来れたという事が彼女が一番偉大なこと!素晴らしいこと!"と述べたが、ITスタッフが皆顔をあわせて頷いていたのがおかしかった。気性の激しい私、その場で爆発するので付いて来る方は大変だ!私の激怒でその場で辞めた子もいる。しかし、彼女は実に良く頑張ってくれた・・・片腕アニーとも、普通この年頃の子は、人の話を受け止めるということはないが、Mは違うね・・・とよく話したものだ。 昨晩は、彼女の一番好きだったCghEarth本店のカジノホテルでお別れディナーをした。異国の寂しい生活の中で、日本人のしかも聡明なアシスタントを傍において、やはりこの1年は楽しかったのだと、今しみじみ思う。 今頃飛行機の中か・・・最後に手紙でも持たせたかったのだけれど、あいにく私も帰国前の上コースがあっていて、全く時間の余裕がなく最後の言葉も添えてあげれなかった。 日本へ帰って、インドの生活に慣れ過ぎているので、しばらくは大変かもしれないが、彼女は、その素晴らしい頭脳で、さらに大きく羽ばたいてくれることと思う。頑張れ!Mさん! 来週から、彼女のいないオフィスは閑散として寂しくなるよ。 |
ストライキ!
今日はハータル。一種のストライキである。 共産党が政権を握っているケララ州はストライキが多くて、旅行業を営む私は悩みの種である。時に突然明日は、ハータル(ストライキ)と言われると、日程が狂って困る。 今日も実は7月の6日間のアユールヴェダコースがあっているのに、全インドストライキなので(物価の値上げに反する野党のストライキ)学校も、店も、交通機関も、すべてストップなので当然コースも休み。今日を義なうために明日と明後日のクラスは朝8時半から始まるので、後二日バタバタである。 このストライキ色々種類(理由があって)があって、先週は、ガンジーの顔とカエルの顔を教科書の同じページに載せたとかいってある教育機関が怒って学校は休み。その前は、北ケララで4年生の女の子が殺されたのでストライキ・・・その前はガソリンの値上げに対する交通機関に従事する人のストライキ・・・ ゆえに最近学校は休みばかりで、娘は大喜びなのだが・・・私は困る。 このストライキ、大したたこともないのもあるのだが危険なこともあって、特に政治に絡んだ場合、車でも走らせると石を投げられることもあって、怪我をすることもある。実際、ストライキの翌日の新聞には誰が怪我をしたとか、または昨日は何事もなく無事に終わりました・・・とか言う記事が載る。 そういうわけで、ここの所ハードスケジュールの私、ストライキのおかげでお休みを貰ったが、インド、ケララを旅する人気を付けて!こういう時はじっとホテルルームで本でも読んで過ごしたほうがいいですよ。 |
ケララの風
先週、ケララで足掛け1年半の南インド料理の修行をしたのりが、私がケララに移り住む前にケララでに住まわれていたNさん、(実際彼が本当のケララ料理を最初に日本に伝えた方だが)の大きなサポートを得て"ケララの風"というまことにうれしい名前の南インド料理店を大森にオープンした。 2006年の夏、私のメールBoxに来た一通のメールからのりとの交流が始まり、たまたま私が地元最大のホテルグループCGHの取締役と総シェフJoseと面識があったことから、彼をここの厨房に入れることができた。この厨房で日本人が修行したのはトータル3人、でものりが一番頑張った。関係者ものりの頑張りには感心していた。 のりには少し出遅れてお祝いの電話を入れたが、私から送ったささやかなお祝いのカタカリの壁飾りは店の壁に掛けたあるそうだ。壁飾りを買った店のおじさんは、私がのりのことを話すとココナッツの殻で作った素朴なスプーンとお玉をおじさんからのお祝いに渡してくれと包みに入れてくれた。 色々な人がのりを応援してるよ。うれしい限りだ・・・ それと、今は天国の住人になってしまったCGHの取締役バブ・ドミニク氏、のりの武者修行は実際彼のサポートなしでは実現しなかった訳で、私は今週末彼の奥さん韓国人のSookをランチを誘い御礼を言って置こうと思っている。Thanks!バブ、できることなら彼に天国まで店の写真を送ってやりたい・・・ 色々な人の力とサポート、もちろん主役はのりとNさんだが、影の方々の支えや期待に応えて"ケララの風"が日本で一番の、本場南インド料理を伝える店となるよう! また沢山の人たちがケララの美味しいヘルシーFoodを楽しんでもらえるよう遠くケララから祈りたい。 |
新聞に載ったよ。
先週の地方紙THE HINDUに私の記事が載った。写真入りなのでお恥ずかしいがサイトを貼っておく。 これは現在Cochin周辺に住んでいる国際結婚カップル、特にケララに移り住んだ外国人パートナーを追って紹介するシリーズで、先日私の友人カップルが取材を受け、次は私の番となった。 知り合いのジャーナリストの取材だったので、気楽なインタビューであったが、さて週末の新聞を見てみると、"なんだ言ったことと違うじゃん!"の箇所がいくつもあり、私がごみ問題で市長と戦う意気込みであるとか、宗教に関してもかなりの信仰心があるとか・・・・マラリ・リゾートが気に入ってケララの住むことにしたなんて・・・etc。 丁度今ケララ州は、共産党が宗教は要らない!とある教科書に書いて大問題になっているし、ごみ問題も深刻なので、外国人の意見は割と目立つし尊重されるので、メディアに利用された気がしないでもない・・ ともあれ、Newsとかメディアというものは作られたものが多くて真実は少ない!というのがよく分かったわけである。 昨日は同じジャーナリストが、わが社の4人のスタッフを取材に来た。 さて、どんな作り話が週末の新聞に載ることか・・・楽しみである。 http://www.hindu.com/mp/2008/07/19/stories/2008071953391100.htm |
悲しい知らせ
今朝、4年前、私がビジネスを始めるに当たって、最初のサポートをしてくれた、ケララ最大の地元ホテルグループCghEarthの4男、BabuDominic氏が心臓発作のため亡くなった。まだ48歳だった。 彼の奥さんが韓国人、2人のお嬢さんが娘と年が近いこと、同じスクールで学ぶこと、国際結婚同士の付き合いもあったし、何よりも私が旅行業を始めようと思い立ったその日、一番初めに相談に行ったのが彼だった。つい最近も料理修行に来たいと言う日本人の方を受け入れてくれるように頼んだのも彼で、最後に彼に会ったのが1月の下旬だった。 今朝突然の知らせを聞き、病院へ駆けつけたが、ベッドに横たわる遺体を前にしてその現実をどう受けとめたらいいのか分からなかった。運悪く韓国に帰国の奥さんSukuには彼の死をまだ知らせてはいない・・・急病なので至急帰って来るようにと言ってあるだけそうだ。彼女の気持ちを考えるとたまらない・・・ 異国に住む外国人の妻として、パートナーに先立たたれたらどうしよう・・・と私達はよく話した。それが現実になってしまった彼女・・・どうなぐさめていいのか分からない。今は天国へ上る途中であろう彼も幼いとはいえななくても結婚前の2人のお嬢さんを残して、無念であろう。まだまだ父親が必要とされたであろうし、娘の花嫁姿も見たかったであろう。私は思わず彼の魂に戻って来るように祈った。 インドに来て13年、今まで遭遇した誰の死よりも信じがたく、人の命の儚さを痛感する。まだ夢から覚めぬようだ。 |
インドの酒屋
土曜日に日本人スタッフ4人を夕食に招待することにしたのだが、あいにく主人は日本へ行っていない・・・いつも必ず買い置きしてるビールが切れていた。ビールを買いに行かなくては!と思ったのだが、よく考えてみれば14年もインドに住んでいるのに一人で酒屋に行ったことがないのに今更ながら気ついた。 実はインドでは女が酒屋にお酒を買いに行くことなど皆無と言っていいほどないのである。 さて・・どうしたものか・・・と思ったっけれど、折角皆で集まるのにお酒がないと面白くもない。ウィスキーはたくさんあるけれど、私もワインが飲みたくなったので、ひとりで行ってみることにした。 土曜日の夕方の酒屋。クリスチャンが多いケララ州、のんベが多くて、酒屋の売り場はあまり柄の良くない男たちでいっぱいだった。当然女性がいるわけがない。この中にどうやっていろうか?としばし考えたけれど、ワイン買いたさで、カウンターに近ついたら、ぎっしり並んでいたおじさんたちが私を見るなり、ととととと・・・と右にずれてスペースを作ってくれた。ハハハ、思ったより横入り簡単じゃん!と思って、そこですかさずカウンターに両肘ついて"SULAの赤ワインある?"と聞いたらレジのおじさんが棚の上のほうを指差す。私の好きなSULAの太陽マークのワインが幾つか並んでいる。他は?と聞いたら結構親切で色々見せてくれた。 結局飲みたかったSULAの赤ワインとビールを3本買い、おじさんは1本ずつ新聞紙で包んでくれた。その間、店の沢山の目はこの変な外国人のおばさん注がれていた。その日の彼らの家の夕食のテーブルでは酒屋に酒を買いに来ていた"外国人の女"のことが話題になっただろうか? ハハハ!もう酒屋も一人で行ける!そう思うと嬉しくてワインと3本のビール抱えて車に乗った。楽しかった。 |
問い合わせのマナー
仕事柄、色々な人達とコンタクトを取る。
私の旅行会社はほとんどオリジナルコーディネートなので、ひとつのプランが出来上がるまで、ゲストとかなりのやり取りをする。 中にはあっという間に決まる手配というものもあれば、長く長くコンタクトを取ってまとまらないものもある。また情報だけ貰って自分で手配しますから・・・という人もいる。 まあ、情報を提供するのも仕事だから仕方ないが、情報を提供するために、PCの前に長く座りキーを打って、私の場合かなり詳細を書くのでひとつのメールに1時間かかることもある。それが何回もとなると結構な作業になる。 中には中途半端な気分で問い合わせをする人もいて、手配を依頼して、周りが動き始めたからから、急にもう一度考えます!という人もいる。その場合は私は手配先に、お詫びのメールを入れなくてはならないし、動き始めた人達にも迷惑がかかる。 今日は情報を提供した方が、知人が情報提供先に直接予約をとりましたから・・・通訳だけかお願いできますか?という返事が来た。それって、あまりに失礼じゃない?そこまで情報を流してもらったら、知り合いがいても、先を立てるがマナー。少なくとも私ならそうする。長くメール交換して、こちらのアレンジがゲストの希望に沿わなくてまとまらない仕事は仕方ないのでいいけれど、こういうのが一番失礼だと思う。 ここで普通の通訳ならば、それでもいいですよ。と言って、通訳だけ派遣する事もあるが、今回はアユールヴェダの手配、それもパンチャカルマの手配だったので、本人は通訳だけと思っていたも、実際は通訳だけではで済まず、滞在中病院側から頻繁に呼び出しや、連絡が来るのは分かっているし、そうなると通訳と手配の区別も付かなくなるので、通訳も受けないことにした。正直ってこういう形で通訳だけ受けると、割に合わないどころか、結果的には、重労働の上、金銭的にマイナスだけでなく、精神的に負担になる。 インターネットの普及で世界中色々な人と交信ができる。仕事の範囲も広まった。が、やはり単なる問い合わせでもマナーというものは必要だと思う。 |
すご過ぎるインド占星術
今インド占星術に凝っている。というか地元でも有名なインド占星術の博士である人のご子息のインド占星術に凝ってる。 とにかく気味が悪いほど当たるのだ。 前も一度書いたが、昨年10月ゲストのリクエストでそれまだ興味もなかったインド占星術をやる人を探した。彼の父上は有名なので、名前も聞いたことがあったし、ロータリークラブにスピーチに来られた事もある。昨年はそのゲストの通訳で彼のオフィスに初めて行き、あまりに面白いので早速翌日には自分も、翌々日は日本人のスタッフ4人も引き連れ行った。スタッフも色々的中するので、脱帽! それからゲストが来るたびに興味もある人を連れて行くのだが、とにかくすごい! 主人など、金銭的に私と結婚したことによるメリットが大と言われ男の沽券に関わるのかご機嫌が悪い。(私は父の遺産をもってインドへお嫁に行った) 最近のヒットは、土地を買うのでそれがいい時期か尋ねに行ったら、"最近ホルモンに異常があるか?"と会うや否や言う。実際その2~3ヶ月私は甲状腺ホルモン障害でめちゃくちゃ体調が悪かった。 それから、あるゲストは、インドに来る前に投資をしてお金を沢山なくしたか?と聞く・ゲストは笑い出す。実は、インドへ来る前に株を買って大損したそうな・・・また、他のゲストも、会うや否や目の病気や婦人科系の病気を尋ねられた。実際彼女はその治療でケララに来ていたわけである。 そして、一昨日、最近主人のビジネスがぱっとしないので、何か改善の方法は?ないかと主人の運を聞きに行ったら、主人のデーターを入れたPCを眺めながら、オフィスにHappy仏陀の像がないか?それもおなかが大きくて万歳をした人の像がどこかにおいてないか?と聞く。そしてそれを川に捨てろ・・・という。 主人のオフィスの社長室には日本の取引先から頂いた万歳をして、おなかの大きなおじさんの銅像がある(なんというのか忘れた。。。とにかく7福神にひとりのような像がある。なんでこんなのまで分かるんだろう?やや怖くなる・・・) その他、アシストしたゲストの数々を聞くとほんとうに狐につままれた気分になる。時には鳥肌が立つようなことも言われる。 確かに、生まれた時、その時の天体の位置が人の人生に影響を与えるらしいのだが・・・とにかく摩訶不思議なのだ! 明日は、新しいスタッフを通訳の訓練のために彼のところへ連れて行くのだが・・・さて彼がまたどんな不思議なことを言うか?楽しみである。 |
インドで手術
8/25日に行った組織検査の結果が悪くで、10月の始めに大嫌いなインドの病院で手術をしなければならないかもしれない。非常に悩んでいる。 病名は、甲状腺腫、もしくは50%甲状腺癌の疑いがあるので、リスクを考えれば、年をとってするよりも今オペに踏み切ることを薦められている。 が・・・・私はインドの病院が大嫌いなので、オペよりも術後ナースやそれの従事する人達からの扱いを考えただけでもう半分死んだ気分になっている。今日もオペのために必要な心臓のエコー検査で、検査室の中でのスタッフのおしゃべりにたまりかねて"ここは検査室だろうが!!!医者までおしゃべりに参加してけしからん!"と怒鳴ってきてしまった。こんな中でのインドでの手術はまさに拷問である。主人は日本でしようか?と言ってくれているけれど、娘を残して2週間も日本へは行けない! また全摘出をした場合、予後の経過と、死ぬまでに甲状腺ホルモンを服用と、2002年に卵巣全摘出でホルモン傷害に苦しんでいる私はこれ以上ホルモンを服用したくない!と言う思いもあり、オペに踏み切るか?癌でない方を信じて、リスクは忘れてこのまま放っておくか非常に悩んでる。 |
病気の実感がない。
50%の癌宣告を受けて、流石に月曜日は晴天の霹靂だったので落ち込んだが、何の症状もないし、私は至って元気なのである。本当に50%癌という診断はあっているのだろうか? 今日は、ここ数日間検査でオフィスにもろくにいてなかったので、主人が不在中の彼のオフィスの監督も兼ねて朝からオフィスに行き、午前中は9月のゲストのスケジュールの到着、出発の確認と、10月の私が不在時の手配などをやっていたら、本当に自分が深刻な病であるかもしれないなどと言うのがうそのようである。 たまたま検査にひっかかったので、こういう事態になってるのだが、検査をしていなかったら、このままの普通の日々が続いていたのだろうし、現実に25%の癌でなく甲状線種である場合、実際はオペ自体が誤診になるかもしれない・・・などとまた余計な考えも出てきたのだが、とにかく私は仕事が好きなのである。今日は本当に元気だった。 畑違いと言えども、3年もやればこつも分かるしゲストも増えて一番他の楽しんでいる時に小休止と言えども休むのが辛い!10月に来られるゲストの中には2004年以来親しくさせているエアーインディアの方がお友達とアユールヴェダをしにケララまで来てくださるので楽しみにしていたところである。 今はのんきな気分であるが、これが本当に癌であればどうなるのであろう?またなかったらオペ自体が間違いで私は余生を甲状腺ホルモン剤の投薬で苦しむことなるのか?このまま何もせずバリバリ仕事に勢を出し燃え尽きる時燃えつきればいのではないか?余生をホルモンの欠落で苦しんだほうがいいのか?色々悩むところである。 |
横浜でケララ・フェスティバル
横浜市西公会堂で2008年ケララファスティバルが行われる。 92年私が結婚して東京に移り住んだ年、東京在住のマラヤリー(マラヤラム語を話すケララ州民のことをマラヤリーと呼ぶ)は、ファミリーを含めて総勢30人ほど、ケララ最大の祭りOnam祭にちなんで私達は9月の半ば駒沢公園に集まり、奥さん達はそろぞれ一皿ケララ料理を持ち寄ってONAM祭を祝った。当時新米マラヤリー妻の私は"あなたはコーラかスプライトでいいよ"と言われ、飲みものを持って行き、皆に混じってケララ料理を楽しんだのは、もう遠い昔の楽しい思い出である。 あれから、マラヤリーの数は増え今では200人ほどだそうである。人口に比例してでもないが、最近南インドは人気が出て、訪れる人も増え、1年半ケララで武者修行したのり君は、同じくケララに長く住んでケララを愛する沼尻さんの力で大森に"ケララの風"と言うケララ郷土料理の店も開いた。 かつては"地球の歩き方"の本の後ろの方にほんの数ページ(今でもか?)しか載っていなかったケララ州だがその豊かな自然、ケララの民ののんびりした気質が好まれたのか、少しずつ注目されている。 今回、このケララファスティバルの主軸になる3人、スレーシュラル、デビダス、マイケルは92年以来の私の古い友人である。先日ケララを愛するマイミク、ひかるさんの日記で頭が薄くなったり白髪になったりしてる彼らの写真を見て非常に昔が懐かしくなった。あの頃は毎週末誰かの家に集まってケララ県人会をするのが常で、私の順番が回ってくるとどんな料理をするかで頭が痛かったのも今では楽しい思い出だ。あれから14年の時が流れ、ケララを愛する日本の人々の大いなる協力を得てこんな企画が日本でで開催されるなどとは昔を思えば夢のような話である。 確かにインドに住むことは日本人の私には今でも大変なことではあるが、これがケララ州であったから私は日本へ逃げ帰ることもなく今まで頑張ってこられたのだと思う。 この場を借りて、2008年ケララファスティバルを紹介するが、すでにケララを愛する人た達、ケララに興味を持ち始めている人達、これを機会にケララの良さを感じて欲しい。 ケララファスティバル2008、 2008年、9/14、横浜市西公会堂にて、2時から6時まで。http://www.keralafestival.nihonkairali.com/ |
フェアトレードの喜び
実は夕方私の甲状腺の主治医の自宅へ行ってきた。インドではDrが朝と夕方自宅で患者を診てくれる。病院ではなかなか聞けないこともゆっくり聞けると言う利点がある。が、聞けば聞くほど厄介な状況でやはり落ち込んで帰ってきた。50%の確率だが悪い方に転べば大変な予後は待っているようだ。悩んでも仕方ないので、立ち向かうのみ!とは、思うのだが・・・
こんな状況の中だが、今日は千葉大学の経済学部の教授と生徒さんたちが私のHPで紹介しているフェアトレードに興味を持ちCochinまで視察に来て下さった。フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品を、消費者が直接買い付けし、適正な価格で継続的に取引することによって生産者の持続可能な生活向上を支えることができる身近な国際協力である。 http://www.egkerala.com/home/fairtrade.htm 今、私は、Cochin市内の貧しい家庭の子女を集めてバナナファイバーやココナッツファイバーで、ハンドバッグやランチョンマットなどの小物を作って販売している修道院と、ケララの西海岸のヴィレッジウーマン達の作る刺繍精製品を売っている店を紹介していて、最近は日本の大学から学生さんたちが買い付けに来てくれて彼女らをサポートしてくれている。今日もこの千葉大学の方々は工場見学も熱心で商品も買って行って下さった。この場を借りてお礼を言いたい!ありがとうございました。こうやってこれからも私のHPを見て日本から買い付けに来て下されば彼らの生活が潤うのである。 そういうわけで、皆さんと会っている間は病気も忘れて、シスター達の喜ぶ顔が嬉しかった。10月の小休止が辛いが、ぎりぎりまで頑張りたい!やはり私は仕事が一番なのである。 |
被爆者について
今週末Peace BoatがCochin港にやってくる。恒例の訪問であるが、今年は100人の被爆者が乗船し、Cochinで原爆についてのスピーチをする予定なので、朝日新聞のジャーナリストの方が取材に来られていて、昨日その方と話をする機会があった。 父が長崎に原爆が投下されて1週間後に熊大医学部から救援に行ってるので私にとって原爆は身近であり、今までCochinで2度スピーチをしたこともあるし、娘は貞子ちゃんの役でマライラム語の映画にも出たことがある。 昨日そのジャーナリストに父の話をしたら、父のように原爆投下直後にその場所に行った人を「入市被爆者」「救護被爆者」と言い、もし父が生きていたら彼も被爆者と認定されるらしく、その2世である私は第2被爆者となるそうだ。今まで以上に原爆が身近に感じられた。 ここの所私は自分が甲状腺癌の疑いで色々勉強してるのだけれど、放射能と甲状腺癌の関連は強く、チェルノブイリ原発事故後、こどもたちの間で甲状腺癌が急増したとも言われている。 http://www.cher9.to/jiko.html まあ私は直接被爆したわけではないので自分の甲状腺癌と原爆の関連は全くないのだが、父は長崎救援後の自分の白血球の異常な変動を話していたし、現に父も癌で亡くなっており、一瞬、今でも残る原爆の恐ろしさを感じだ。 今年8/9、私がCochinで原爆のスピーチに行った時はがっかりするほど聴衆は少なく、今や原爆は忘れ去られる気配を強く感じ実に残念だった。今週末のPeaceBoatのCochinでのスピーチ、私ももちろん参加するが、できるだけ沢山の聴衆が集まるよう願いたい! |
KTM(ケララトラベルマート)
先週末から、KTM(ケララトラベルマート)といって、2年毎にケララ政府が世界各国からトラベルエージェントを招き、ケララをアピールする大きな展示会が20~23まで行われて、わが社もBuyerとして参加した。 http://www.keralatravelmart.org/ この展示会は2002年から行われているが、 2004年は、Cochinにあるロシア人の友人旅行会社の日本語コンサルタントとして、2006年はひとり立ちして初めての一匹狼として、今年3回目は、社員を引き連れてゆとりの参加だった。 会場では、毎年ケララ政府&観光に従事する人たちの熱意が感じられ、諸外国のエージェントとの交流もあり、なかなか有意義な展示会である。2006年は、私はまだ駆け出しだしだったので、現地の関係者にも実績も信用もなく、相手にもしてもらえなったところもあったのに、今回は、特に現地の人たちから、会場を歩く間、沢山声をかけてもらい嬉しかった。 自負するつもりではないが、この3年間、仕事を通して、今まで私を支えてくれた現地の人たちへの恩返しと、ひたすらパーソナルケアをモットーに仕事をしてきた。中には理解してもらえない人もいたが、90%は、ケララを旅する方々に楽しい旅を提供してきたつもりだし、何よりも現地の人たちが私のユニークなビジネス展開を理解してくれ始めたことが嬉しかった。 こんな時に、自分の健康と言う災難が降りかかっているが、今回どうにか切り抜けて、2年後、2010年の展示会も参加したいものである。 |
頭に来た!!!!
昨日、シンガポールと日本からほぼ同じ日に同じ人からの手紙が2通届いた。1月末に2度目のケララ訪問を終えた私の大好きなゲストT夫妻からのもので、実は、すでにメールを受けていたので、だいだい書いてあることは分かっていたものの、予想以上の内容だった。 その手紙とは、最後に滞在したCochinでも最高級の5スターホテルTajMalabarとCochin国際空港へのクレーム。 今回最後の2日が私がお勧めしたいホテルの部屋が取れなかったため、Tajをアレンジしたのだが、一般的にはCochin最高といわれるのこのホ テルが沢山のトラブルを作ってくれた。すでにチェックアウトの段階で話を聞いて、ホテル側には文句を言ってたもの(文句というり激怒、どのくらの規模のも のか想像あれ(笑))昨日の手紙を読んでさらに私にも火がついた。彼女の手紙もケララを離れてすぐシンガポールから出したものは、その怒りの度合いが文章 によく出ていた。どうも彼女は私によく似た性格らしい。 Tajha,私が聞いていた事いがにもまだまだトラブルがあっていた。もう情けない!来週、この2つの手紙を持ってTajのGMに直接会いに行こうと思う。このままでは済まされぬ! もうひとつの空港のクレーム、Cochin国際空港で、係員が荷物のセキュリティチャックの際、チェック済みのテープをつけるのを忘れたがゆえ に、Tさんは、荷物はチャックインしていたにもかかわらず、アナウンスで呼ばれ、なぜかパスポートと搭乗券まで取られ、犯罪者扱い、あとで空港側のミスを 分かったもののお詫びの言葉もなかったそう。 こんな内容を書いてる手紙を読む私のほうも怒りがこみ上げて来て、オフィスの主人の部屋に駆け込み、主人の前をうろうろ歩き回って主人の顔めがけ てジャブのポーズ(最近娘と二人でサンドバックが欲しいとねと話している)"おいおい!私に八つ当たりしないてくれよ"と笑う彼に"笑い事じゃないんだか ら!空港の不祥事はうちのスタッフのMさんの件もあるし(Mさんは出国の際に大事な書類を忘れただけでCochin国際空港で逮捕されそうになった犯罪者 でもないのに!、私も何度も頭にくることがあったから、もう黙っていれない)あなた!空港のトップに知ってる人がいたでしょ!!!もう!許せない!電話し てよ!"と彼を叩きつけ、空港に電話させた。 でトップの名前とメールアドレスを貰った。 主人の友人は幹部の一人で、トップに、Tさんの手紙をコピーして英語の訳をつけてメールを送ってくれということ。OK!明日バンバン文句書いて送ってやる! 私は、この気性なので、ケララに来て、ケララの人に悪いことをする日本人も許せないし、ケララに来る日本人に悪いことをするケララの人も許せない んだ!そもそも観光に関連した職種に付く人たちがこんなんじゃ駄目じゃないか~~~~!!!!もう怒りで病気も吹っ飛んだ!私のこのパワーは病気も克服す るかもしれない! |
KalariKovilakomの薬膳
今回KalariKovilakomで食べた薬膳は、私が今までケララのいくつかのアユールヴェダセンターで食べた中でも、最も優しい感じの味付けで流石に美味しかった。 アユールヴェダの教本には、食事は一日2回、それも夕食は日が沈むまでに・・・と言うことなのだが、ここでは朝食は8時半、昼食は12時半、夕食は6時半の3回。また、毎回の食事の合図に敷地内には鐘がなる。それが、昔のロイヤルファミリーの屋敷の中の回廊に響き渡り実に心地よかった。 それでは、KalariKovilakomでの3食の薬膳を紹介する。 ●写真左:朝食・・・プレーンドーサとチャンマンディ(と私は呼ぶのだが、他の呼び方がある?)チャンマンディは、ココナッツが実によく挽いてあってまろやかな味だった。ドーサも薄くパリパリ。 ●写真中央:昼食...昼食が一番料が多い。必ず温野菜のサラダ、ご飯と3種類のヴェジ、バターミルク、この日の温野菜のサラダが、薄く塩味のほうれん草とダルのサラダ。 ●写真右:夕食....夕食は軽め、まずは、野菜のスープ(これがなんとも言えず美味しい!)かぼちゃとにんじんとインゲンの温野菜サラダとダルカレー+焼きたてのチャパティ...美味しかったけれど、少なくて・・・・夜中におなかがすくのではと不安になる私・・・病人ではないので、お替りする(笑) そして、食事の後には必ず体質に合ったハーブTeaを頂く。私はピタ用のTea。香取夫妻はヴェダ用Tea。ここでは、コーヒー、お酒、タバコも一切禁止である。 以上、薬膳のレシピはいずれ香取さんから紹介されるだろうから、私は、何も考えず、ひたすら美味しいと味わって食べて幸せだった(笑) |
元気の元
今日、明日からスタートする4月のアユールヴェダコースの生徒さんたちに会う。今回は5人の12日間コース。
最近、旅行業の方で嫌なことばかり続いて、落ち込み気味なのだが、学校に出向き、久しぶりDr陣に会い、今回のコースの生徒さんたちを前にすると元気が出た。
コースを重ねるごとに私のアユールヴェダの知識も多く深くなり、将来はあなたが講義できるんじゃない?と最近、Dr達は笑うが、英語であろうが、彼らから習ってこそ価値がある。日本でアユールヴェダを教える所も増えた来たが、現地の現役のDrの講義に勝るものはないと私は思う。
でも、間で、私も、生徒さんに私の知識を教えるのも楽しい。やはり、旅行業より、医療や、薬関係の仕事の方がが向いてるのかな?とも思う。 大好きなDr.Geethaの講義や、少し頼りないけれど、きれいなスリラクシミ先生の講義、いつもニコニコ笑顔のデニーさんの実習。ここはやはり心が和む・・・。ここが、私がいるべきところなのかな~、旅行業は辞めて、アユールヴェダの普及に専念したほうがいいのかな~との気持ちに陥る・・・。 とにかく、2週間、また頑張ってみよう! |
すごく反省・・・・・・・・
先週金曜日に、私が現地の製薬会社と提携して行っているアユールヴェダの4月コースが終了した。
が・・・今回は、反省することが一杯・・・・。 いつもは、どんなにハードなスケジュールでも疲れることもなくコースを楽しめるはずの私が、毎日学校へ行くのが苦痛だった・・・。 生徒さんと波長が合わない・・・会話の接点がない・・・授業以外に視察に連れて行ってもちょっとも楽しくない・・・いつもはしすぎるくらい世話をする私が、世話をしようという気にならない・・・それに学校に行っても疎外感ば駆り感じる・・・、いつもは皆で楽しく出かけるランチも気が進まず、今回はほとんど毎日一人で食べた・・・世代の相違?でも、いつも教えるのも同じ世代の人たちばかり・・・すごく悩んだ。こんなんじゃ駄目だ!と思っても、学校に行くと苛々する。多分私のこの気持ちは生徒さんにも伝わるのだろう・・・みなの表情も私が講義をしてる間はうかなそう・・・・・・。 通訳も、いつもはうまいタイミングで、できるのに今回はDrのスピードに押され気味・・タイミングを逃す。 今後どうしようかとマジに悩む。こんな感じでは駄目だ! たぶん旅行の仕事も少しずつではあるが増えてきてるので、コースコンダクトとの両立が難しくなって来てるのも原因してるのだろうが、こんな感じでは自分の気持ちが済まない・・・ 少し考えて見ようと思う。このままアユールヴェダにフォーカスを当てるか・・・観光に専念するか・・・ アユールヴェダへの熱意は捨てきらないけれど、自分が納得がいく仕事がしたい!こんなにじゃ駄目だ! |
久しぶりに大爆発!インド人のバカヤロー!
今日、仕事でよく使うお気に入りのホテルのGMと大喧嘩をした。 Cochinのメインストリート、MGロードに私が12年もひいきにしている4スターホテルがある。場所がよく、オーナーが知り合い、彼がもともとSeaFood ビジネスをしてるので、食事が美味しく、95年、私がケララに住み始めた頃、ジャイカ派遣の日本人エンジニアが2年、ここのホテルに滞在いたことも合ってスタッフが親日家、いろいろな理由でまあまあのホテルなので、ビジネスにも、個人の会食にも、何かと利用するホテルなのだが、残念なことに昨年新しいGMが来てホテルとしての質が急激に落ち始めた。 スタッフがボーっとしている。アカウントの連絡がきちんとしていない。スタッフの態度も悪い。笑顔が減った。旅行ビジネスの支払いも悪い!何度もリクエストしないとお金を払ってくれない!前のGMの時はこんなこと一度もなかったので、今年1月、たまりかねて新しいGMに話を付けに行った。 "あなたか着てからこのホテル悪くなったわよ!受け付けなんか、特にぼーっとしてるし、スタッフも気が利かなくなった・・支払いも悪い、・etc、etc" 特に口の悪い私は辛らつに言った。12年のホテルとの個人的な結びつきは物を言うので、その時は、私の会社の支払いに限って、スムーズにするように気をつける・・とプロミスしたのだが、あれから、4ヶ月何の変わりもない・・・支払いは何度のリクエストしても一向にする気もなさそうだ。 とうとう堪忍袋の緒が切れて、久しぶりにGMに電話した。 が、言い訳ばかりする。(こんなに言い訳をする男も少ない!)人の話を全く聞かない!(これはほとんどインド人がこうだが、TVの政治家の討論会を見ているとすさまじい!人の話を聞くどころか、さえぎるのが常識と言うか、如何に人の話を遮って自己主張をするかが、大切らしい!)今日のこのGMとの電話も、私の話を遮る!全く聞かない!もう私も負けていないからね!負けずに遮って話す!(口論ではも誰にも負けないぞ!) 結局、電話での大口論の後、GMは自分の非を認めた、"二度とマダムからクレームを言われることはしない!"と約束したが、当つけのように、その直後、大雨の中を、ホテルのスタッフが3ヶ月も遅れた支払いのチェックを持って来た・・・・ほら、みてごらん・・・いつも横暴な上司の始末をするのは末端の者・・・。こんなことさせる上司が一番最低!大嫌いなのだ! また、頭にきて!即、GMに電話する。 "誰が、今日、持ってこいと言ったか!それもこんな雨の中を!そんな事頼んでないでしょうが!私の話を聞いてなかったのか!!!スタッフは何のの非もないの!私が怒ってるのはあなたの、自分の言葉の責任のなさ、なのよ!"もう怒鳴る声もかすれ気味・・・横で、私の片腕のアシスタントのアニーからは、"マダム、あなたはヨガをしたほうがいい!オーバーコントロール!激怒しすぎる"とたしなめられる・・・"やれやれ・・・・。 もう、がっかり・・・・。 雨の中来てくれたスタッフに本当に申し訳ない・・・ 前にもこんなことがあった。スーパーでカビの生えたパンを平気で置いてることに対して"管理が悪い!"とマネージャを呼んで怒ったら、そのマネージャが私の前で、店の若い女の子を怒った。自分の管理の悪さを棚に上げて、下の者を責任のなすりつけるそのマーネージャにまたまた私も怒ったが、その時と同じ感じだ...彼の支持が悪いからこういうことが起こるのに・・・自分の尻拭いを末端にさせる嫌なやつ! まだ腹の虫が収まらぬ・・・・どうしてやろうか! 多分、明日の朝、私は、このホテルのGM室にいることだろう! やはり、ヨガに行った方がいいのかな~~~。 |
渡辺玲さんの取材
今回の渡辺玲さんの取材中、見た、食した、感動した3品。 写真左:ジンジャーワイン...私の好物の飲み物、パーティーや、ディナーの食前に出されるお酒の入っていない食前酒のようなドリンク、生姜や、グローブや、私には何だか分からない沢山のハーブを入れてじっくりと煮込む。実に美味しい! 写真中央:ラッシー、取材の間に暑い厨房で、さりげなく、グッドタイミングでサーブされたお馴染みラッシーだか、ケララでは、カレーリーフや、ジンジャーなども入れて、夏の暑い時には特に疲れを取ってくれる。 写真右:Vattlapamと呼ばれる黒砂糖とココナツミルクを入れて作ったケララ風プリン、甘いもの大好きの私にはたまらなかった一品。次の週もこれを食べるためにBruntonBoatYardに入ったくらい。 |